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「ライナー、なんで君がそんな偉い子の友達なんだい？」
「…Aね、ちょっと前にここに来てた時、迷子になっちゃって。もうぱぱとままに会えないかもしれない…、って泣いてたの」
この中でも一段と大きいベルトルトにそう尋ねられ、Aは恐怖を覚えたのかしっかりとライナーの服を握り、こちらを警戒しつつAはそう話し始めた。
「その時にね、ライナーが助けてくれた」
「！！」
「Aね、すごく嬉しかったの。」
Aは大きな瞳を揺らして、可愛らしい口元を緩めて優しく笑った。
その笑顔になにか感じたのか、ポルコが軽く目をそらす、…いや、私たちみんながそうしてしまった。
気づいてないのはAと同じ方向を向いているせいでAの顔が見えていないライナーだけだった。
今思えばAからのライナーへの過保護っぷりはここから始まったのかもしれない
「だからね、その。あいたくてね…」
「A…！！」
「…学校で言われるの、ここの人達は悪魔なんだって、だから近づくなって。」
その言葉に私たちは心に重いものを感じてしまった。仲がいいはずのライナーまで悲壮な顔をしている
でもAの口から出たのは意外な言葉だった
「でもね、Aそんな風には思わないよ。だってライナーはあんなに優しい手をしてた、ここにいるみんなも、とっても優しい目をしてる
ぱぱとままもそう言ってたの。悪魔なんか居ない、ここにいるのはAたちと同じ人間だけだって』
ここの人達が悪魔だなんて間違ってるよ。と言ってAはまた泣き始めてしまった。
私たちはその姿に胸を打たれて、それからAとわたしたちがなかよくなるまでも時間はかからなかった
Aはしょっちゅう学校を抜け出してこっちに来るし、こっちに来る度に私やジーク、マルセルが遊び相手になってあげていた
ポルコは照れてるのかあんまり来ないけど、あのアニまでAと仲良くする始末、私たちはとっくに毒されてしまっていた
「ポルコ！」
「A、なんだよ」
時が過ぎて私たちは少し大人になった。
戦士候補生から次の継承者が選ばれたのだ
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Strawberry(プロフ) - ポルコ推しの方にそう言っていただけると安心です…！一応原作沿いになってしまいますが最後の最後までポルコは全開で行きますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年1月31日 22時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
紅月夜。(プロフ) - もうすっごく面白いです、！ポルコ推しなので出てくるたびにニコニコしてます。主ちゃん、ライナーと結ばれるのかなあ、ポルコは死んじゃうのかなあと色々考えながら読んでます笑、続きが楽しみです！！ (2022年1月31日 18時) (レス) @page42 id: bd5a9d7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年1月14日 17時
