じゅういち ページ13
おはようぐっどもーにんぐ(午前3時)
ライナーやっぱり結婚しよって言ってないとライナーじゃないと思う
.
「…＿＿！ラ＿！ おき＿＿！
ライナー!!!」
「ｯ!?
…はっ、ぁ…A…か、」
冷や汗を垂らした俺が最初に目に写したのは髪をひとつに括ってこちらをのぞき込むAだった。
情報を整理するために体を起こせばAはいつものコートを着ていなかった
靴も普段とは違うブーツで俺は首を傾げる
「おはようライナー、今日はよく寝れた？」
「…微妙、だな
っあ、時間…！」
「…もう、今日休暇でしょ？戦争も最近ないんだからそんなにあくせくしないの」
全く。と俺の頬を軽く掴んで顔を近づけ、こういう日くらいちゃんと休むの！なんて言いながら部屋を出ていったA、歩いていった先でなにかしているのは分かるんだが…あれ？というかなんでAが居るんだ？
「ご飯あっためて来るから…ゆっくりでいいから来てね」
「……あぁ…？」
なんだこれ夢か？それとも気づいてない間に俺は結婚でもしてたか？
Aは確かにエプロンをつけていたような気がする、いや気がするじゃないつけていた、俺の目に狂いはない
「ほら見て、ママたちが居なくなってからは全部一人でしてたから…結構美味しそうでしょ？」
部屋を出てからだが向かう先からいい香りが漂ってきた
そういえば少し前から母さんが仕事で家に居ないと言った記憶がある……あぁそうだ、Aはそういう時いつも俺のところに来てくれた
「…あぁ、相変わらず美味そうだな。いい嫁さんになるよ」
「へ、……あっ、そ、そうかも！あはは！」
ポロッと出た言葉でAが挙動不審になったのを見て首を傾げる
なにか気に触ることでも言ってしまったのだろうか
「すまない、俺は何か変なことを言ったか」
「ちっ、ちがう！違うから謝らないの！…ただ、嬉しかっただけ」
「………！…あ、あぁ…そういうことか」
流石に嫁発言はやめた方がいいか、と俺が少し眉を下げたのを見たのか、Aは慌てたように口を開き墓穴を掘った
「…ライナーのお嫁さんになれたらいいんだけどなあ」
「え？」
「あ」
……本気で結婚したい
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Strawberry(プロフ) - ポルコ推しの方にそう言っていただけると安心です…！一応原作沿いになってしまいますが最後の最後までポルコは全開で行きますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年1月31日 22時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
紅月夜。(プロフ) - もうすっごく面白いです、！ポルコ推しなので出てくるたびにニコニコしてます。主ちゃん、ライナーと結ばれるのかなあ、ポルコは死んじゃうのかなあと色々考えながら読んでます笑、続きが楽しみです！！ (2022年1月31日 18時) (レス) @page42 id: bd5a9d7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年1月14日 17時
