じゅう ページ12
ほ、ほ、本命！ほっほっ本命！
やっぱりライナーがいい！オチ決定！
.
「ねぇ、そこの君」
「はっ、はい！！」
「ジークさん、…イェーガー戦士長を見なかった？」
「さっ、先程あちらの方に…」
あらそう？ありがとう。と言って微笑んだ最高司令官、俺は咄嗟にその手を掴んでしまっていた
「あっあの、良ければ案内しますよ」
「そう？ありがとう」
迷惑かけてごめんなさいね、と横のAさんが苦笑いをした、気がする。
ぎゅ、とAさんの手を握る俺の手に力が入る、Aさんは困ったように首を傾げたが「痛い」や「離して」は言おうともしなかった
これは、いけるのでは？
「ね、ねぇ。ほんとにジークさんはこっちにいるの？」
「ええもちろん、俺は見ましたから。」
「そう…」
不安そうな顔も相変わらず天使みてぇだよなぁ…
体も小さい割に出来上がってるし、この勢いなら押せばいけそうだな…
と、そう思っていた矢先に
「A」
「ライナー！…どうしたの？」
「戦士長が呼んでるぞ…一体どこに行こうとしてたんだ？」
副長も基本的に怒ることは無いし、俺達には基本優しい…でもこの時だけは違った、いわゆる戦場で見る殺気を放ってたんだ
Aさんは俺が手を緩めてしまった時に俺の元から離れ、ブラウン副長の元へ行った
「あの子が案内してくれるって…」
「…戦士長なら部屋でお待ちだ、お前は騙されやすいところを治せ」
「え、…うん、ごめんね。」
Aさんは眉を下げてブラウン副長の言葉に頷いた。その間も2人の距離はこれでもかという程に近い、Aさんはブラウン副長の胸にいるしブラウン副長も副長でAさんの腰と背中に手を回していた
割り込む隙間ゼロである。
「…行こう、次またホイホイ着いてったら俺もポルコも黙ってないからな」
「えっ！？いやないって！」
「前科ありは黙ってろ」
ぼん、と副長がAさんのふわついた髪の毛を撫でるとAさんはこれでもかというほど幸せそうな顔をしてブラウン副長の腕の中に納まってしまった
「せっかく案内してくれたのにごめんね」
「いっ、いえっ!!!」
「A、構わなくていい」
Aさんは苦笑いで俺に手を振り、ブラウン副長はAさんが見えないように俺を睨んできてた、あれは殺す目だったと今でも思う
「A、お前は可愛いんだからあまりフラフラしてたらダメだ、そろそろ身を固めろ」
「ライナーが貰ってくれる？」
「…(結婚しよう)」
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Strawberry(プロフ) - ポルコ推しの方にそう言っていただけると安心です…！一応原作沿いになってしまいますが最後の最後までポルコは全開で行きますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年1月31日 22時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
紅月夜。(プロフ) - もうすっごく面白いです、！ポルコ推しなので出てくるたびにニコニコしてます。主ちゃん、ライナーと結ばれるのかなあ、ポルコは死んじゃうのかなあと色々考えながら読んでます笑、続きが楽しみです！！ (2022年1月31日 18時) (レス) @page42 id: bd5a9d7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年1月14日 17時
