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reborn ページ10

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「ゲッ、兄貴」


「Aちゃん!!」




少しその場で待つと、八戒らしき少年と柚葉らしき少女と合流
柚葉は顔を顰め、八戒はこちらを見た瞬間目を輝かせて姉ちゃんに走って飛び込んだ



「ゲッとはなんだ」


「…そのまんまだよ。つーかなんで今日はAさんいるの?」


「こいつが会いに来たんだよ」


大寿くんはそう言って姉ちゃんを親指で指した
八戒は未だに姉ちゃんに抱きついてる。姉ちゃんも満更でもない顔で八戒を受け止め、抱き上げた
流石の体幹って言うかなんて言うか…




「Aちゃん久しぶり!!」


「ふふ、久しぶり、八戒」



すりすりーとまるで猫のように額を合わせるふたり…なんか俺と姉ちゃんより仲良いの、ちょっともやっとする。

…いやいや!?俺もう中身26だし!そんなことはねえけど!




「兄貴には会いに来てたんだろ?」


「そうなの、八戒達の下校と全然時間が合わなくてね」


「へえ…」



柚葉ちゃんは何か言いたげな顔で大寿くんを見た、大寿くんはふん、と顔を逸らしそっぽを向いた
八戒はなんも分からないらしくてキョトンとしてる、…さすがは末っ子、甘えただな。




「Aちゃん、家来てよ」


「今日はだめなの。…そうね、今週の土曜行こうか?」


「!!うん!待ってる!」






八戒はぱぁ!と顔を分かりやすく明るくし、姉ちゃんをぎゅうぎゅうと抱きしめた。




「じゃ、今日のところは帰るね」


「おう」


「またね!」







「じゃあまたな、総長」


「これ、俺ん家の電話」



イヌピーくんはそう言って俺に紙切れを渡した、こくりと頷き、イヌピーくんとココくんに頭を下げた。


「不甲斐ないけど、またよろしくね」


「…ははっ、俺らは認めた奴にしか着いてかねぇよ」


「そういうことだ。…じゃあ、またな」






姉ちゃんは姉ちゃんで柴家と別れ、俺もイヌピーくんとココくんとお別れした。




「さ!帰ろっか」



んでそれが1年前の話、姉ちゃんが家を出ていったのを見て、俺はイヌピーくんの家に電話をかけた

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Niar(プロフ) - 時系列もわかりやすくてすっごく面白い!応援しています✨✨ (4月17日 16時) (レス) @page20 id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
如月 - とっても面白かったです(*´﹃`*)続きが気になります!応援してます! (2023年2月8日 6時) (レス) @page37 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2023年2月5日 6時) (レス) @page37 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ノア - やばいこの小説好き…更新待ってます!! (2023年1月8日 18時) (レス) @page37 id: 4e46d58fa8 (このIDを非表示/違反報告)
かばおまん。 - 更新まってます!夢主のポジションいいですね (2022年7月25日 12時) (レス) @page37 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Strawberry | 作成日時:2021年6月28日 1時

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