【東京ﾘﾍﾞﾝｼﾞｬｰｽﾞ】俺の姉ちゃんのおかげで色々助かる話Byたけみっち

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「テッタくん、…着いたよ」


「ん」


「ほんとにどうしたの？金髪なんかにしちゃって…」


「…アンタ、アンタは…そーいう奴の方が好きなんだろ？」





テッタくんはそう言って顔を背けた、アタシは首を傾げつつも周りにいる人間を思い浮かべる
…うん、確かに金髪多いカモ、染めればいいと思ってる人多かったからなあ…


「…うーん、でもテッタくんは黒も似合ってたよ？…あ！もちろん今のもとっても似合ってる！爽やかになったね！」



すると面食らったような顔をしてテッタくんは顔を下に向けてしまった、そして頭をがしっと掻きむしり、そのまま家に入ろうとしてしまった



「またね、テッタくん」


「ｯ〜〜〜!!おう！」




反抗期かなぁ、とアタシは頬をかき、またバイクに跨る。真一郎の家にでも行こうかなぁ、バイク屋は今日休みだし！
……あ、そーいや臣と会った後に戻って来いって言われてた気がする……ま、いっか、どうせ真一郎の事だから覚えてないよね



そろそろ日が沈みそう、アタシは心做しか急いでバイクを走らせた。






どうしよう、嫌な予感だ。
なんの予感かなんて分かったもんじゃないけど、長年喧嘩してきたアタシの勘が急げって言ってる。
じゃないとタケくんの努力が無駄になるよ、って


未来のアタシ、そこにいるなら教えてよ、何が起こるの？この異様な寒気は…一体何？
今日は何の日だったっけ、そろそろマンジローの誕生日？ちがうちがう、今日は、………？







……あ








「真一郎……？」

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