【闇AU】われらが闇えーゆーず！

光AU ページ16

「君は新しいAUの子かな…？」




目の前に倒れているポンチョを着た子に声をかけた、ありゃりゃ、気を失ってるみたいだね
僕は彼を抱き上げてポータルを作りberryやinkの所へ向かった





「WOW！この子は新しいAUか！？」



「それがまだ分からないんだ。

さっき倒れてるのを発見したもんだからさ……」


「……なぁこのイヤリング、Aのと似てないか？」



berryは彼の着けたイヤリングを見てそう言った、たしかに彼女のイヤリングとそっくり……いや、全くおなじ構造じゃないか…？
まさか彼女のAUの……？





「っ……はっ…！！！」


「あ！起きたんだね！僕はDream、こっちはberry


君は？」


「……おれさまはLOSE

なぁ、Dream、berry。

おれさまの姉ちゃんを知らないか？？」




ビンゴ。彼はやっぱりAの所のSansだったみたい
……ん？姉ちゃん……って言ったよな今…



「ね、姉ちゃんってまさかA…？」


「そう！そうだ！」


「むぇ！？Aの弟か！？」




そうだ！と頷いた彼、その大きな瞳からはberryと同じようなものを感じた
僕は彼に現状を説明した





「…あの子なら所謂闇auに所属しているよ」


「や、闇au……？」


「Dream、見てもらった方が早いと思うぞ」




少し眉間に皺を寄せたberryにそう言われ、そうだねと頷きテレビをおんにして闇auってやつを移す




「……！姉ちゃんだ！」


「そう、彼女はこのヤツらとともにAUを潰して回っているんだ」


「潰して……!?」





そして僕らがそれを止める光、ってところだねとLOSEに言えば目を見開き硬直してテレビを見つめている
変わり果てた姉の姿に驚いてるんだろう




「……俺様のせいだ……」

「……」

「俺様が弱かったから姉ちゃんはこんなふうに……」




berryがそんなLOSEを見て何があったか聞いていいか？と首を傾げた
LOSEはこくっと頷いて自分の世界のことについてを全て2人に話した







「俺様の…俺様の世界の名前は…【 Deprivetale(デプライヴ テール)】




所謂…奪われるか、奪うかの世界だったんだ」






Lostは何を思い出したのか顔を青く染めて俯いた





「そこに一人の人間が落ちてきた。


彼女はごく普通の人間だった…はずなんだ。俺様の記憶上彼女はとっても良い奴で俺様の友達で…









でも…たぶん姉ちゃんの言ってた【タイムトラブル】ってやつが起きてから…姉ちゃんはニンゲンにいい顔をしなくなった」

Crossと！→←髪の毛

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