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「ん〜？
早く逃げないのォ？」
1人目が殴られてからは一瞬だった、
Aが目でやっと追えるほどのスピードで3人をダウンさせ、そのあとも楽しそうに殴りかかっていた
「ひ、ヒィッ！」
「あ、ありがとうございましたーッ！」
腰が抜けたように走り去る2人組をAは面白そうに見つめ、また拳を振り上げた。
するとパシッと音がなり、Aの拳が寸前のところで止められる
Aは途端に不機嫌そうな顔になり、顔を上げた。
「なァに？？」
「そいつ、もう気絶してるじゃねぇか。」
Aの手をバシリと勢いよくとめたのは先程クラスで見かけたうに頭の男。
Aはぐっと睨みをつけて伊藤真司を見上げた
「いーじゃん、アンタに関係ないでしョ？」
「関係あろうと無かろうと抵抗できない相手を殴るのは卑怯だろうが！」
「……イラつくな、お前」
素早く伊藤に掴まれた手を引いたAは反対の手を思いっきり引き、目にも止まらぬ早さで伊藤の頬に繰り出した
「うおっ！！」
「……ヘェ、中々やるんだ、軟高のウニ頭も」
「誰がウニだ！」
Aの繰り出した拳は寸前のところで避けられ、Aは機嫌をあからさまに悪くし、伊藤は焦って冷や汗を垂らした。
Aは不機嫌そうな顔から一転し、口角を上げて笑う
「ま、ホネのあるやつが来てうれしいよ」
軽い足取りで飛び上がったAはまたもや伊藤に拳を振り上げる。完璧に優勢になったAはそのままダンスでも踊るように蹴りや殴りを繰り出した
「やめろ！俺は女に手を上げる趣味はねーよ！」
「ふゥん」
Aの渾身の一撃が油断したらしい伊藤に入った。
くらりとよろけた伊藤に向かってAは表情をなくしたままでつげる。
「あんまりナメてっと痛い目見ちゃうよ〜？」
「くそ、…おめぇ…！」
伊藤は本気で怒り始めたらしく、目を鋭く光らせてAを見据える。
Aはにんまりと笑って制服の中に手を突っ込んだ。
「それ…」
「へぇ〜、見覚えあるんだ？」
なんて悪ガキ〜、とAは拳を伊藤に向かってみせる。
その拳には銀色に輝く【メリケンサック】が装着させられていた。
同校であるというのにまだ戦うつもりなのかと伊藤は心の底でため息をついた
「仕方ねぇ……泣いても知らねぇぞ」
「そりゃこっちのセリフだね」
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.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - 面白いです！作者様のペースで良いので更新待ってます！ (2020年9月7日 18時) (
レス) id: 8cd8f5d021 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 夢主と中野誠(アニメの方にしか居ない人だけど)が付き合ってる設定の小説も書いて欲しいです (2020年7月23日 7時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2020年7月22日 7時
