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◇
「あっ…！まさかあれは……」
「チャルロス聖ですね、止めますか？」
「あぁ頼む！またあのバカが…！」
ミョスガルドがAにそう【命令】した瞬間、Aの姿が一瞬にして消え、気づいた時既にAがチャルロスの顔面を蹴り飛ばしてその場に立っていた。
あたりはもちろん騒然である。
「あら、ルッチ？カクにステューシーまで」
「……姉さんか」
Aはヒールを片手に持ち、振り上げていた足を地面に提げながらルッチ達ＣＰ０を振り返った。
その見知った顔にルッチは息を吐いてAの瞳を見つめ返す。
今日は姿を見ていないと思えば、こういうことだったか。
「1週間ぶりかしら？随分久しぶりね」
「キッ、貴様ー！お前サイファーポールのAだな！？わちきに手を出してどうなるか分かっているのかえ！？」
「失礼、上からの命令ですので。」
Aが脱いでいたヒールを履き直し、コツコツとかかとを鳴らしてみせる
天竜人を蹴り飛ばしたというのに1ミリも焦っていないAの後ろからミョスガルドが現れ、あたりの人々に謝罪をした。
「CP0の…？」
「あ！その記事！」
「しまった、置いてくるの忘れてた」
Aは少し遠くから聞こえたその声にハッとして手元を見つめた。
どうやら手に持ったままできてしまったようだった
しかしまぁ反応を見せてきたのが王国の王女たちであるのだからAも顔を逸らす訳には行かなかった。
「……この記事がどうかしまして？」
「あー！わかった！貴方白猫さんでしょ！」
「……しろ、ねこ……？」
それは麦わらが勝手に着けたあだ名じゃないか、とAが眉間に皺を寄せれば合点したようなピンク髪の少女を青髪の少女が押えた。
「ちょ、ちょっとレベッカ…！この人世界政府の人よ…！？」
「でも絶対そうだ！ルーシーがそう言ってたよ！」
「え？ルフィさんが？」
「あの男……」
しかしまぁ自身のいない所で好んだ男に噂されるのが嫌なはずがない。Aは満更でもないような顔をして、少ししてからハッとしたように口元に手をやった。
そして頭にかぶせていたフリル付きの帽子を頭から外す。
「自己紹介がまだでしたね。私の名前はロブ・A、サイファーポールイージスゼロの副総監を務めております。以後お見知りおきを」
ひらりとスカートを揺らして頭を下げたA、そしてそれに詰め寄るレベッカ
「ねぇ！ルーシーのこと、すき？」
「……」
Aはあまりの距離感に体を引きながら目を輝かせるレベッカを見つめ返していた。
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Strawberry(プロフ) - ムムさん» ありがとうございます！そうなんですめちゃくちゃにマイナーなんですよもうパンダの嫌われ具合無くせるようなくせ強夢主が居ればいいかなってルチ姉出来ました…更新頑張ります！ (2022年10月12日 7時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ムム(プロフ) - スパンダムは超嫌いだけどマイナーすぎるから逆に気になって読んでみたらすごい面白かったです…夢主ちゃんの愛が押し潰す勢いで重くて最高です！！！更新楽しみにしてます！！！ (2022年10月12日 5時) (レス) @page40 id: 24f0804e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年9月19日 15時
