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◇
「スパンダムさん」
「あ？」
「伏せて」
曲がり角から姿を表そうとしたソレに指先を向け、指銃を放つ。どうやら相手はひとりじゃないらしい。
うしろで変な悲鳴をあげているスパンダムさんのことは無視して当たりを見渡す。
2、……4か、残り人数が4人ってとこだ。ここでは人目につきすぎる。一先ず人目のないところまで移動しなくてはならない
「行きますよ」
「え、は！？」
「こっちです」
スパンダムさんの手を引いて走り出す。この人男にしては少し細すぎるんじゃないだろうか？力を込めたら折れそうだ。
「スパンダムさん、あっち向いててください」
路地裏に入り、行き止まりなのを確認してからスパンダムさんを後ろに付ける。
そういえば食べかけのアイスを落としてしまった、これではスパンダムさんとおそろいだ
「へへ、わざわざこんな所に逃げ込みやがって！」
「馬鹿め！そのバカ息子をよこしな！」
「……お前たちは【悪】だな？」
私がゆっくりと口を開けば目の前の盗賊達は訳が分からないと言ったような顔をして私を見つめた。
私を子供と舐め腐った奴らが私に罵詈雑言を浴びせる。
刀を振りかぶり、男が私を狙う
「”鉄塊”」
「っはぁ！？なんだコイツ……！？」
鉄でできたその刀を跳ね返され、動揺したのか男のほおに冷や汗が伝うのが見えた。
「忘れるな、正義が悪に屈することなどない。」
剃で体をうかし、1番図体のでかい男の心臓部を指銃で撃ち抜く。スパンダムさんはちゃんと反対を見ていてくれるだろうか
「ガハッ……！」
「って、テメェ何しやがった！」
「”嵐脚”」
「ギャァァア！！」
「な、なんなんだコイツ……！！」
1人を残してトドメを指し、ゆっくりと腰を抜かした男に近寄る。
「お前の【親】は誰だ？」
「そ、そんなの言うわけ」
「言え、でなけりゃお前は今ここで死ぬ」
「ヒッ！」
男は震えながら親の名前を口にした。しっかりとその名を耳に刻み込み、男の体をほおり投げ、指銃を数発食らわせる。
これで生きていたらよっぽど化け物だ。男の体が落ちるのにも目をくれず私は後ろを振り向いた。
あぁ、指が血まみれだ、どうしたことか。
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Strawberry(プロフ) - ムムさん» ありがとうございます！そうなんですめちゃくちゃにマイナーなんですよもうパンダの嫌われ具合無くせるようなくせ強夢主が居ればいいかなってルチ姉出来ました…更新頑張ります！ (2022年10月12日 7時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ムム(プロフ) - スパンダムは超嫌いだけどマイナーすぎるから逆に気になって読んでみたらすごい面白かったです…夢主ちゃんの愛が押し潰す勢いで重くて最高です！！！更新楽しみにしてます！！！ (2022年10月12日 5時) (レス) @page40 id: 24f0804e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年9月19日 15時
