番外 ページ26
に ん し ん し た ！ ！ ？
ナチュラルに元CP9のみんなが0に移動してる
◆
「おめでとうございます、ご懐妊ですよ」
「……はい？」
「検査の結果にも間違いはありません。誰の子かは分かっていますね？」
「…あ、あぁ、そりゃそうだけど…」
CPに所属した頃からほぼ専属状態の医者にそう言われ、Aは目を白黒とさせていた。
たしかに最近調子も悪ければ吐き気もするしで仕事に身が入らなかったところだ。
理由がわかってよかったのかもしれない
「旦那様の方にはいかが致しますか？」
「…今日ルッチと一緒に帰ってくるから、その時に伝えるよ」
子供、子供か。あの人が自分のガキなんか欲しがるタマか？まだルッチの方が喜んでベビーグッズなんか買い占めてくるんじゃないだろうか。
というか、子供がいるってもしかして最大の弱みになるのでは？
「ということです、スパンダムさん」
「……ぇ？なに？まて、まてまてまて、お前なんでそんなに落ち着いてんだ？……なんだ、つまり…そこに俺とのガキが居るってのか？」
「先生によればその通りだそうで、私も嬉しいことこの上ないので産もうと思うのですが。」
「…あぁ」
俺も嬉しい、産んでくれ。なんて素直に言えない男スパンダムは苦々しい顔で頷いた。
そしてAがなんともないような顔をしてスパンダムを見つめた
「死んだことにしましょう」
「……は？」
「私を、死んだことにします。…あぁいや、言い方が悪かったですね、死んだと言うよりかは生死不明にします」
「…何言ってんだお前、自分の立場を分かってるのか？」
スパンダムの怪訝そうな顔を見つめ返しながらもAはさも当然。とでも言いたげに頷いていた
そもそもそんなことあのロブ・ルッチが許すわけないのだ、俺が殺される。そう説得しようとすればAはにっこりと笑った
「そうなれば私がルッチを半殺しにします」
「……俺のこと好きなのはわかったから落ち着け、ルッチも消えてお前もいなくなりゃ世界政府の大損失だ」
「ですから、きちんと作戦も立てました。あなたの演技力を信じますよ」
Aは革命軍の自爆に巻き込まれたことにより生死不明、そこからうまく戦線離脱してと予定していた島に月歩でたどり着き、予め用意していた一軒家で7ヶ月弱を過ごすということだ。
スパンダムは最後まで渋っていたが、Aの真剣な眼差しに負けていよいよ頷いてしまった
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Strawberry(プロフ) - ムムさん» ありがとうございます！そうなんですめちゃくちゃにマイナーなんですよもうパンダの嫌われ具合無くせるようなくせ強夢主が居ればいいかなってルチ姉出来ました…更新頑張ります！ (2022年10月12日 7時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ムム(プロフ) - スパンダムは超嫌いだけどマイナーすぎるから逆に気になって読んでみたらすごい面白かったです…夢主ちゃんの愛が押し潰す勢いで重くて最高です！！！更新楽しみにしてます！！！ (2022年10月12日 5時) (レス) @page40 id: 24f0804e56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年9月19日 15時
