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「なんで、」
「俺一応撃たれただろ、当たりどころが悪かったみてぇでな。
…いや、死んでねぇだけマシなんだが
……ほら、殴る蹴るっつー動きしようとすると一瞬身体が強ばっちまうんだ。
とても喧嘩なんてできたもんじゃねぇ」
「…当たりどころ、が。」
Aの目の前が真っ白になる、イザナは何も気にしていないように話すがAからすれば大問題である。
なんなら傷をえぐられた感じだ、Aは静かにイザナの手足を見つめた
「おい、おい聞いてんのか？柴の番犬も落ちぶれたか？」
「ッハ、…ごめん、なんだっけ」
「……お前、自分のせいとか考えてネェだろうな？」
「…そんなこと「ありャァ俺がやりたくてやった事だ、テメェは関係ねぇ。
なにより…俺は間接的にエマを殺すとこだった、そうなりゃ俺はきっとあそこで死ぬことを選んだ。
エマがいたから、俺は生きようって気になったんだよ」…でも」
Aがくちごもればイザナはため息をついて少し伸びた髪の毛を掻きむしった。
「テメェは何も気にすんな、俺だって派手な喧嘩が出来ねぇだけで奇襲くらいならできる」
「…無理すんな、バカ」
「あ？あと天竺のヤツらにも一回痛い目見てもらうつもりだからな、リハビリはしてる」
コキコキ、と骨を鳴らしたイザナにAは天竺のメンバーの顔を思い浮かべ、苦笑いをした。
そーいやこいつら意外と仲良いんだっけ、と
たぶんリハビリをしていることは天竺の奴らに言ってないんだろう、それを知ってりゃあいつらは王様が帰ってくるまで律儀に待ってただろうに。
「だからまあ……あいつらのこと頼むワ」
「は？」
「お前くらい強けりゃ何とかなんだろ、あの寺野とか言うのも」
「お前知ってるのか？」
「…鶴蝶からたまにメールが来る、他の奴らからも。
だから文面なら、…お前はそんなのに負けるタマじゃねぇだろうし。勝てるさ」
珍しく褒めてくるイザナにAは先程の悲しい顔など忘れ、眉間に皺を寄せて「気持ち悪い」と呟いた。
それが聞こえたのかイザナは思い切り眉毛を釣り上げてAを見る
「あぁ！？せっかく褒めてやってんのに…！」
「アタシ、あんたが思うほど強くないよ」
「……お前本気で言ってンのか？」
イザナはそう言って酷く真剣そうにAの目の中を見つめた。しかし対するAはいきなりイザナに見つめられて困惑状態である。
イザナはなにか納得したのか頷き、視線を逸らした
「お前、マイキーとにてんだよ」
「…マイキー？」
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箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月28日 17時) (
レス) @page20 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Strawberry(プロフ) - ちえさん» もちですこっちの作品のことかんっ全忘れてました今書いてるのですぐにアップします！！！！ごめんなさい！！！！ (2022年7月24日 0時) (レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 大寿君誕生日小説いいですか (2022年7月24日 0時) (レス) id: 0560ab194e (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 大寿君誕生日おめでとうです (2022年7月24日 0時) (レス) @page6 id: 0560ab194e (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ドラケンも気になるけど、初代黒龍組の2人はマイキーといるし、灰谷兄弟もいるしなぁ…まさか、マンガどうりになるの〜〜(￣◇￣;) (2022年7月8日 8時) (レス) @page17 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年6月14日 23時
