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あの二人が目覚めない話 ページ18
まるside
ふぉいとついんが入院してから2週間
2人はまだ目を覚ましてくれない。どうやら体が疲れてしまっているらしい
怪我の方もよく見れていないから目がいつ覚めるかは全くわからないらしい
「A…絃歩…はよ起きてよ……」
「お前らのこと大好きなヤツらが待ちくたびれとーよ」
銀太もそう言ってAの頬っぺを撫でる。
俺はふぉいの手を握っとうけど動く気配がない
2人に巻かれた包帯はまだ取れないまま。
起きてもいいはずだと医者は言ってるけどなかなか目を覚まさない
社長も心配してるんやぞ、早く起きないと俺がお前ら殺すけんね……
すると銀太があ！と叫んだ
「なんと！？」
「Aがピクってした！ピクって……！！起きた！起きたで！」
そう銀太は騒ぐ
どうやらホントっぽい……Aも目をぱちぱちさせて銀太を見つめてる
「つ、ついん、覚えとる？なんでここにおるんか……」
「……お、ぼえ、とー…ふぉい、は……」
まだ起きとらん、と俺がいえばそうなん、と悲しそうに目を伏せる
いや、まずナースコールや、と医者についんが目覚めなさたのを報告
その後すぐ検査になった
どうやらあとは残ってしまうらしいが他にはどこも別状がないとの事だ
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作者名：Strawberry | 作成日時：2018年5月26日 21時
