第佰参拾参話:斜陽転身 ページ6
そういう猗窩座の後ろに炭治郎が立つ、冨岡はその光景に目を見開き、Aは目を細めた。
まるで縁壱を見ているようだと、
「猗窩座!今からお前の頚を斬る!」
炭治郎は馬鹿正直に猗窩座にそう告げる
すると猗窩座は後ろを振り向き腕をふりかざす、冨岡もAもほぼ体力の限界である
【__ヒノカミ神楽 斜陽転身】
炭治郎はヒノカミ神楽によって猗窩座の頚に刀を通す
あまりにも呆気なく猗窩座の頚は飛んだ
しかし猗窩座は落ちそうになる頚を掴んで胴体と接続しようとした
すると冨岡が刀を飛ばし、猗窩座の頭に刺す
そのまま猗窩座の頚は落下してボロっと崩れ始めた
しかし、胴体は崩れる気配がない。
「炭治郎避けろ!」
切羽詰まった顔でAは足を動かす
猗窩座の胴体が術式展開を始め炭治郎の首には手刀を落とそうとする、炭治郎は寸の所で避け転がる
Aがその場に追いつき炭治郎を後ろへ引く
ゴッと炭治郎を抱えたAの脇腹に猗窩座の蹴りが入る
そのまま2人は同時に飛ばされ炭治郎はAに守られるように壁にぶつかる
「A……っ!」
Aはそのまま頭を強打し意識を失った
炭治郎もAを必死に起こそうとするがまだ動けそうになく軽く失神してしまう
「炭治郎!A!」
義勇は2人の名を叫ぶ
失神……!当然だ、とっくに限界を超えてる…!
また守れない、俺は守られてばかりじゃないか!
義勇は落ちた刀を手に取って肆ノ型 打ち潮を放ち猗窩座の身体を斬るがすぐに回復されてしまう
義勇と猗窩座はそこで少しの間相打ちをするも義勇は血を吐いてその場にしゃがみこむ
猗窩座は炭治郎とAのいる方向へ向かい歩みを進めた
「待て、俺はまだ生きてるぞ…!!!
炭治郎とAを殺したければ、まず俺を倒せ…!!!!」
冨岡は猗窩座にそう叫ぶ、猗窩座は目障りだと冨岡を殺そうと動くが手を誰かに引かれた
【狛治さん、もうやめて】
【____起きなければ、】
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まゆゆ - ほんとに好きなな作品です!応援しています! (2021年1月23日 4時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
えみぃ - 面白いですね (2020年11月2日 19時) (レス) id: 742aa17169 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - めちゃ好きです!もう継国兄弟最高!こんな作品を作ってくれてありがとうございます。これからも頑張って更新してください! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - めっちゃ好きです!更新待ってます! (2020年10月17日 14時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 更新待ってます(●´ω`●) (2020年9月20日 11時) (レス) id: 57de6b4ac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Strawberry | 作成日時:2020年4月7日 3時