検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:139,254 hit

第佰肆拾捌話:無限城 ページ47

べん、べん、と何度も琵琶の音が鳴り響く。
Aは眉間に皺を寄せながら必死に無惨へと食らいついた。
離れてはならない、ここで全員バラバラになってしまえば、もう二度と勝算はない!!!






「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」

「蛇の呼吸 壱ノ型 委蛇斬り」

「日の呼吸 輝輝恩光」




(目障りな…っ!!)




三人が無惨の気を散らせたことにより愈史郎の操作がうまく鳴女にききだした、Aはふぅ、と息を吐きまた地面を蹴り飛ばす。




「っ!?」


地面が…っ!無惨諸共落ちる!!

Aは体制を整え、いつ地面についてもいいように、と呼吸を整え身体中の止血を行う。






「っ、無惨は…!!まだ外じゃないのか!」

「A!あそこだ!」


伊黒に指をさされ、Aは炭治郎に攻撃を仕掛けた無惨にもう一度日雲の龍・頭舞いで斬りかかった。





「お前だけは…!!!」


「しつこいぞ!!継国A!!」





次は甘露寺に攻撃を向ける無惨、しかし炭治郎が辺りに落ちていた刀を拾い、無惨へと投げつけた。





(忌々しい餓鬼共め…!!!)


その時、上昇していた無限城から大きな音がなり、
地に潜り隠れていたはずの無限城は月の光る地上へとほおり出された。





「!!外…!」


Aはすぐに立ち上がり辺りを見渡した



「くっ…!市街地か!!」







.


.




「無惨を地上へ排出しました!!
ですが場所は…市街地です!!!想定の場所から大きくズレています!」






「夜明けまでの時間は!?」




「あと……






一時間半です…!!!」

第佰肆拾玖話:最後の→←第佰肆拾漆話:二人の柱



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (157 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
417人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まゆゆ - ほんとに好きなな作品です!応援しています! (2021年1月23日 4時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
えみぃ - 面白いですね (2020年11月2日 19時) (レス) id: 742aa17169 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - めちゃ好きです!もう継国兄弟最高!こんな作品を作ってくれてありがとうございます。これからも頑張って更新してください! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - めっちゃ好きです!更新待ってます! (2020年10月17日 14時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新待ってます(●´ω`●) (2020年9月20日 11時) (レス) id: 57de6b4ac5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Strawberry | 作成日時:2020年4月7日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。