兄妹の過去 ページ40
「ドフィ！A！ロシー！」
母が走ってきた3人に叫ぶ，父は横で母を支えている
「母上！父上！」
ドフラミンゴはそう父と母を呼び，今度は体力のあるドフラミンゴが2人を引っ張り，
父と母に案内されて森の方へ逃げる
，
，
，
それからは何日も逃げては逃げてだった
一時的に留まれる古屋を見つけ、そこに一家は入る
……それからだ，最初はドフラミンゴも、嫌だとゆっていた
だがそんなことを言う余裕は3人から消えてしまった
母が病にかかり、倒れてしまったのだ
それからのこと兄妹3人は外に出てはゴミを漁るか盗むかして生き延びる，
姉と兄は弟を守る、ロシナンテにはあまり目立った傷は見られなく，ほか2人には痛々しい傷が増えていた
，
「……頼む，息子達と妻だけでも，マリージョアに、戻してくれないか……！」
…………………………「「……」」
，
そしてある日，古屋から，叫び声が響く
”””ははうえ”ぇぇええぇ！！！！””””
母の死，ドフラミンゴとAは8歳，ロシナンテは6歳にして母を失った
このごろ，もう既にドフラミンゴとAは天竜人特有のしゃべり方は消えていた
そして，さらに実の父に恨みを持った
，
，
その後，ロシナンテは疑問に思うことがあった
このごろ兄と姉の帰りが遅い，
それが気掛かりだった
そのすぐあとの事だ，住んでいた場所が人間どもにバレ、
4人は捕えられた，父は涙を流しながら子供だけは，子供だけはと嘆いている
周りのものは涙を流すドフラミンゴとA
の父を見る鋭い視線に気づかなかった
，
，
一家は火あぶりにされていた，じわじわと痛めつけろ
人はそう叫ぶ，誰かが，天竜人に娘をーー
そう言いながら矢を引きドフラミンゴの肩付近に放つ
まだ8歳の子供，ドフラミンゴはひっ！と言いながらじたばたと体を動かし泣き叫ぶ
「兄上っ！」
「ドフィ！」
「私は夫を連れていかれて……そのまま帰ってこなかったのよ！！」
震える手で弓矢をもち、次はAに向けた
「私の夫を返してよっ！！」
そう叫びながら女はAに矢を放った，その矢は運悪く
Aの左肩にグサリと貫通する
「うぁ”あぁあ！！！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Strawberry | 作成日時：2018年4月3日 14時
