頂上決戦10 ページ25
「おわった……！
傷は残っちまったが，命に別状はない……はずだ」
麦わら屋，おわった
次はお前だ
「あぁ、頼む……トラ男」
「勿論だ」
この潜水艦はもう終わったであろう戦争後、
ドフラミンゴの収める国，ドレスローザへ向かっていた
，
，
「……よし！麦わら屋のオペも終了だ！」
あと数時間したら起きるだろう，よく見張っとけ
そう船員に告げて海面に上がった潜水艦の外に出て，少し遠くに見えているドレスローザ王国を見た
……あと少しか，それまでにAさんが起きるか……
コラさんはうるさいな，多分
ドフィはずっとAさんの横にでも座ってるんだろう
，
そして、，無事ドレスローザに到着
ドフラミンゴとロシナンテと落ち合いドフラミンゴがAを姫抱きにして歩き出す
「いきなりで済まなかったな，ロー」
「いいや，大丈夫だ
Aさんは時期に目覚めるはずだ」
「フッフッフッ！そうか，それならいいんだ……」
「姉上があの二人にあの技使うなんてなぁ……」
俺だけだったのに……と残念そうにするロシナンテをドフラミンゴとローは呆れた目で見つめた
「……そうだ，ドフィ｣
「なんだ」
「Aさんの外傷は確かに直せた，が、
後遺症は残っちまう
オレにも直せなかった」
「それほどの傷だったのか……確かにそのまま戦ってたら2人とも死んでたな……」
ドフラミンゴはその場を処刑台の真横から眺めていたのだ，状況は1番理解している
そして明日の新聞記事にはどう乗るのだろうか
海軍としても政府としてもエースと白ひげを取り逃したことを自ら載せることなんてしないのだろうな，ドフラミンゴは肩を竦めて窓の外を見てフッフッとわらった
「たしかにな，あの二人はあのままやられてたら死んでもおかしくねぇ」
胸に穴2つ，白ひげはそれでも戦ったのだ
「後遺症の例としては，まずは白ひげの胸に空いていた傷
ドフィは見ていただろうが白ひげは何度も攻撃を受けていた，その傷を自分に移したわけだ
ただ残るのは1箇所だけだ
次に起きてすぐには動けない，そして時に呼吸が乱れて過呼吸を起こす危険性がある
その2つのみだが，後者はとくに気にしてやってくれよ」
ドフラミンゴとロシナンテはローの説明を聞きながらこくこくと頷きあたりまえだと一言いった
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作者名：Strawberry | 作成日時：2018年4月3日 14時
