【ONE PIECE】ドンキホーテの独立者 (ページ20)

今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:64,921 hit

BADEND ページ20

「Aさんは火拳と白ひげがしんだことに大きくダメージを受けてるんだ

今のAさんは精神的に不安定，何かあればすぐに崩れて壊れちまう……ふたりとも他の奴らにも伝えて配慮してくれ

起きたら声をかける」

ドフラミンゴは顔に手を当てて頼むと一言口にした
ロシナンテは俺も近くにいたいと言った、ローは渋々許可を出した

，

，

「……っ，……？ロー？ロシナンテ？」

包帯を所々に巻いたAは目を細く開けてロシナンテとローを見た，その目に光はない

「……エースは，エースと，白ひげはどこに……？」

ねぇ、ロシー，ロー，おしえて

ロシナンテとローはそんな質問に返答を困らせる，しかし、2人がわかっているのは，ここで2人が既にいないことを言ってしまえば，すぐにでもAはもう一度暴走を始める

Aが暴走すればドフラミンゴでも敵わない程になる，海水を使うのだ，能力者は勝つことが出来ない

「ロー、ロシー……？」

Aの口角は少しずつ歪みながらも上に上がる

「あの，2人は……どう、なった？？？」

Aは下を向いて手を震わせながら顔の下に持ってくる

「しん……だ？」

そうなのか？Aは問う

「…………」

ローとロシナンテは言いずらそうにも，あぁと静かに言う

Aはそうか，と返し，ボロボロと涙を流す

「私は……いつも、遅いんだ……！」

いつもいつも……！そう言って自分を責め立てるAにロシナンテとローは何も言えなかった