今日から鹿に愛されまLH「もっと前から愛してるけど？」 (ページ10)

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『ハン』

LH「なに？」

『変な感じ』

LH 「それが俺の名前なんだけど？」

『ハニオッパ』

LH「そう呼びたいの？」

『るぅ』

LH「知ってる？中国では異性間でお互いの名前を呼んじゃいけないんだよ」

『えっ！そうなの？！』

LH 「夫婦か恋人じゃない限り、相手の下の名前を"呼び捨て"しちゃいけないの」

『呼び捨てがダメなんだ～、面白いね』

LH 「俺の名前を呼び捨てしていいのは、この地球上にお前だけってこと」

『呼んで欲しい？』

LH 「オススメだけど？」

『るぅ！』

LH「なるほどね」

LH 「浮気しちゃだめだよ」

『考えておきます』

LH 「ははっ、EXO宿舎出禁にしてもらおっかな」

『えええええええ』

LH 「ちょっと何それ、俺だっていくら元メンバーとはいえ、あいつらに囲まれてるA見て平気なわけないでしょ？」

『そ、そうか……ごめんなさい』

るぅは大きな溜息をついて私を抱き締める

試写会も終わって帰るのに、

今日が最後なのに

揉めたくなんかないのに

LH 「俺はサンナムジャだから、Aを縛ったりはしないよ………AにとってEXOは家族みたいなもんだってちゃんと分かってるから」

るぅの手が私の頭を撫でる

私も、るぅを不安にさせたくないな

こんなに愛してくれる人に、私も何か返してあげたいな

『宿舎はもう行かない』

るぅの頭を撫でる手が止まる

『私もるぅがTWICEの宿舎に遊びに行くとか言ったら嫌だし』

LH 「本当にできるの？」

『だって、今はエクセル達が私を認めてるから宿舎に堂々と遊びに行ってるわけだし……本来なら、行くことは許されない場所だったから』

LH 「そういえばそうだね kkk……行ってもいいから。ちゃんと顔だしてやりな」

なんでそんなこと言っちゃうのかな

LH 「その代わり、あいつらと居るときはセルカ送ってね。撮る時は俺の名前出して撮って」

『うん？全然いいよ？』

そんなんで許しちゃうの？

LH 「……俺、多分束縛強いかもしれない」

るぅは私を抱き締めながら「今知った」とかブツブツ呟いてる

るぅになら、もっと束縛されてもいいのに

『うん、ありがとうるぅ』

大好きだよって伝わるように私も強く抱き締め返す

LH 「韓国に帰したくない…」