今日から鹿に愛されまLH「もっと前から愛してるけど？」 (ページ32)

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LH「ちょっと、まだ乗るの？俺疲れたんだけど…」

あぁ、そういえば

『可愛い顔してもうアラサーでしたね』

LH「まだだし！あと2年はあるから！」

『今度はあのお化け屋敷で休憩しましょう』

LH「普通に休憩させろよ」

『るぅ、怖いの？サンナムジャなのに？』

ショータイムでお化け屋敷入った後もビビり倒してたなるぅオッパ

LH「お前、先に走って行ったら許さねえから」

そして怖がってるのを全く否定しないサンナムジャ

お化け屋敷でギョンスに置いてかれたのが余程トラウマらしい

『私ジョンデと一緒でお化けとか信じてないので』

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SE side

BH 「で、どうなの？同棲生活」

CY「同居ね……1日目は気まずかったけど、2日目の撮影から元に戻った感じ、だから楽しいよ」

チャニョリヒョン達の会話を音楽に
インスタの画面を凝視する俺

JI 「お前、ヌナはもういいの？」

隣のジョンイナが耳打ちしてくる

SE「俺は前に進むよ」

俺はまだ若い

この先きっといろんな出会いがある

かといって今のところ気になる人も

好きになれそうな女もいないから

SE 「早くダンスしたい」

しばらく恋愛なんてするつもりはない

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『るぅ…握りすぎ、右手の感覚なくなってきた』

どんだけビビってんだこの鹿

握り締められてる私の右手はもはや痺れてきた

真っ暗なお化け屋敷の長い廊下をゆっくり進む私達

細い通路だから一列に歩かなければいけないのだけれど

私が先頭

ｧｶﾞｳｧｱｱ～

LH 「うわああああああああああああああああ！！」

廊下の後ろからゾンビに扮した人間が出てきて
後ろにいたるぅは私を押しながら全力で走り出す

『ちょっ待て待て待てぇい！！』

ｩｧｶﾞｳｧｱｱ

前からも来てる

前からも来てる

前からゾンビ

後ろから鹿

しかも鹿は前が見えてないのか止まらない

『ちょ前いる！前いる！押すな！止まれ！』

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XM side

ルハナは遊園地デートを楽しんでいるらしい

アイスを食べるAを隠し撮りしたものが10分前に送られていた

あいつはこの写真をどんな顔で撮って

美味しそうにアイスを食べるAをどんな瞳で見守っているんだろう

10年後も20年後も2人の愛が続いていますように

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