今日から鹿に愛されまLH「もっと前から愛してるけど？」 (ページ24)

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LH「マースーチュン」

静かに彼女の名前を呼ぶるぅオッパ

LH 「紹介するよ、俺の恋人のA」

そう言いながら私の肩を抱き寄せるオッパ

私は怖くてマースーチュンさんの顔は見れない

MS「…あら、彼女いたんだ。貴方達は親しい友人だと世間は認識しているけど、実際は違ったのね」

LH 「そのうち世間の認識も変える予定だから、それまでこのことは誰にも黙っておいて欲しいんだ」

世間の認識を変えるって？どういうこと？

私は思わずオッパを見上げた

MS「分かったわ……それじゃ、私は次の仕事があるから行くわね、また明日の撮影で会いましょう」

マースーチュンさんは最後まで動揺したそぶりを見せずに楽屋を出て行った

LH「ミンソク、少しAと2人きりにさせて」

XM 「外で待ってる」

ミンソクオッパは私の肩にポンと手を置いて楽屋の外に出た

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るぅオッパは両手で私の頬を包み込むように持ち上げた

LH「今の人は撮影中の映画の相手役の女優さん。

マースーチュンは3年前にも1度共演していて、
それ以来仲の良い友人なんだよ。

でも、不安にさせてるよね？せっかく来てくれたのにこんな想いさせてごめんね？」

目を合わせてゆっくり説明を始めるオッパ

LH 「これからしばらくマースーチュンと毎日仕事として一緒に居ることが増えるけど、
不安にならないで？
もし心配になったらいつでも電話していいから、
すぐには出られないけど必ず掛け直す」

掛け直す暇もない癖に

メイクで隠してるクマはこの距離だと分かっちゃうんだよ？

でも、オッパはきっと無理してでも掛け直すんだろうな

『大丈夫だよ、るぅ』

今度は私が安心させるように微笑むとるぅオッパもつられるように笑った

『ミンソギオッパ呼んでくる』

LH 「待って…」

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