今日から鹿に愛されまLH「もっと前から愛してるけど？」 (ページ21)

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るぅオッパのライブが始まる

ステージから近くはないけど、オッパの表情はよく見える

もちろん隣にはミンソギオッパで

2人でペンライトを振る

ステージに現れたるぅオッパ

久しぶりのオッパ

XM 「泣いてるの？kkk」

ずっと会いたかった人が目の前にいるんだもん

しかも凄くかっこいい

本当にこの人が私の彼氏だなんて

LH「みなさん、今日はスペシャルゲストですkk 今映画の撮影中なんですが、僕と一緒に主演をするマースーチュンが応援に来てくれました～～！！」

MS「こんにちわ～！」

舞台に上がる綺麗な女の人は
歓声を浴びながら客席に手を振り、るぅオッパとハグを交わす

なにこの人

胸がざわざわするけど

ただのオッパの共演者なんだもんね

ただの同業者よ

MS「鹿晗～」

マースーチュンさんが親しげにるぅオッパの名前を呼んだ瞬間

胸がギュッと締め付けられた

この声知ってる

LH 《あのさ、今度ラ「鹿晗～」…ごめん、また後で掛け直す》

あの電話の時の声

それに気付いた瞬間から、

私の耳はなにも聞こえなくなった

気付いたらライブは終わっていた

XM 「ルハナかっこよかったなぁ～」

『そうだねkkkk』

XM 「じゃ、楽屋行こっか」

『え？！』

XM 「え？ㅋㅋサプライズなんだから行かないと意味ないじゃんㅋㅋㅋ」

『そ、そうでしたねkkk』

あれだけ会いたかった人が

今は会いたくないなんて

LH side

本当は今日のライブ、Aを呼ぼうと思って
関係者席用のチケットを取っておいたのに

受け取ったままの綺麗な1枚のチケットは俺の財布の中に入ったままだった

LH 《あのさ、今度ラ「鹿晗～」…ごめん、また後で掛け直す》

最後にかけた電話で言うはずだった

マースーチュンが俺の名前を呼んだ時

うわ、やべ

疚しいことはしてないのに、マースーチュンの声をAに聞かせたらダメだって本能的に感じた

せっかくのすき間の時間だったのに、やむなくその電話を切った

あれから忙しくて

A今日は宿舎います!

ベッキョンとのセルカにも俺は返信ができなかった