今日から鹿に愛されまLH「もっと前から愛してるけど？」 (ページ2)

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BH side

今日帰ってくるAは、夜に韓国に着くとしか言わなかった

だから俺と、チャニョル、ジョンデは音楽番組の収録を終えた身のまま空港へ向かった

CH「もう1時間もここに居んだぞ～、宿舎で待ってようぜチャニョル」

CY 「あの飛行機だよ！あそこにAが居る！」

BH 「アホか、いつ着くかも分からないのに」

仕事終わりに1時間もここで立往生させられても
腹の虫が鳴る19:00でも

俺たちの不満の声はチャニョルの耳に入らない

黒いキャップからチラチラ見える真っピンクの髪の毛

新しい髪型をあいつに見せたいって楽しみにしてたな

CY 「ねぇ、本当にAがいる気がする」

BH 「ふぅん、賭ける？」

CH「じゃあとりあえず移動する？もし今着陸したあの飛行機に乗っててもここには来ないだろ」

CY 「早く迎えに行こう！」

あの便に乗っていた確証はないのに走り出す大男

CH「あいつには見えるのかもな」

BH 「あぁ」

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19:00

『やっと着いたぁあ～………起きてオッパ、もう地上だよ』

隣で眠るオッパを揺り動かす

高所恐怖症なオッパはフライト前にアイマスクとイヤホンを付けてすぐに眠る

EXOの時からそれは変わらないんだなってちょっと嬉しかったり

でも変わったことは１つだけ

眠ってるオッパの左手の指は、私の右手と絡められていること

LH「ん～、肩凝った」

『早く降りよう！』

LH「そんなにあいつらに会いたいの？」

『え？当たり前じゃん』

LH「俺と2人きりよりも？」

『え？当たり前じゃたたたたたたたたたたた』

繋がってる右手を思いきり握られる

LH「早く降りよう」

『だからそれ私が言ったじゃん！』

機内を降りた途端

LH「あ、トイレ行ってくる」

『じゃあ私もついでに…』

トイレに入る私の背後を走り抜けた集団がなにやら揉めてる

「え？いない？なんで？」

「だからこの便じゃないんだって」

「もう諦めて帰ろうぜ」

誰か探してるのかな

ドギョンス夕飯一緒に食べる?

A食べる!あと1時間でそっちに着く予定!

早くみんなに会いたい

早くあの2人にちゃんと話さなきゃ