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CY side
ピンクに染まった自分の髪
新しい髪型を1番に見せたい人は韓国にはいない
BH 「ミンソギヒョン黒髪まじで似合うな!」
XM「そ?ありがとう」
ミンソギヒョン何か聞いてないのかな
今頃ルハニヒョンと2人で撮影か
Aのことだから、ルハニヒョン怒らせて
ルハニヒョンのことだからAを虐めて
賑やかな撮影現場なんだろうな
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『オッパ?』
マネージャーさんに言われた通りに歩くと、北京市が一望できる展望台にたどり着いた
そこには私に背を向けて立つスーツ姿見の男性
LH「ビックリした?いきなりこんな所に呼び出し………て……」
私の声かけに反応したオッパは振り向きながら言葉を失っていく
『驚きましたけど、ここ凄いですね……北京ってこんなに綺麗なんですね』
街灯は無いが、夜景の灯りでオッパの優しい表情が見える
LH「そのドレスは、マネージャーが?」
私にゆっくり歩み寄りながら、ドレスを着た私を目を細めて見つめる
LH「本当に綺麗だよ」
どうして胸が高鳴るのかは分かってる
スーツを着て、髪をセットしたオッパがかっこいい
オッパが私を見る目が優しい
女の子扱いされるのは慣れてない
いつも意地悪なオッパが甘いのも反応に困る
LH「A」
あの映画のワンシーンのように、熱っぽく見つめるオッパは私の足元で片膝をついてしゃがみこむ
この雰囲気は、きっと
今から何を言われるのかは察している
ルハニオッパは私の左手を優しく掴み親指で甲をなぞる
指の動き1つ1つからオッパの視線まで全てに愛を感じてくすぐったい
LH「我爱你(私は貴女を愛してます)」
オッパの母国語と共に左手に優しいキスが落とされる
LH「俺と付き合ってください」
しゃがみこんだままのオッパは自然と上目遣い
下から言われているのに、
どこか自信満々な眼差し
LH「はい、これ」
5、6本の小さな白い花が包まれたシンプルな花束
『これは…?』
LH「胡蝶蘭…貴女を愛してます。って意味」
立ち上がったオッパは私をゆっくり抱き締める
LH「好きだよA、お前が思ってる以上に」
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作者名:ユウ | 作成日時:2017年8月11日 15時