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LH「初日から俺に会いにくるなんて結局暇なの?」
『な訳ないじゃないですか!私のクマを見てくださいよ!3日寝てません!』
そう、あの時苛立ちが最高潮に達した私はiPhoneをぶん投げようとするのを思いとどまり
ある考えに至った
『使えるものは鹿でも使う』
LH「いい度胸じゃん、追い出すぞ」
『ルハン様♡中国語の歌詞を一緒に考えてください♡あわよくば発音も教えてください♡』
LH「はぁ………どれどれ」
せっかくの休暇なのに、とかなんとかぼやくルハニオッパ
それでも私が書いた歌詞を見る目はアーティストのもので
この人もプロなんだなぁ〜とぼんやり考える
あ、いけない、ぼんやり考える暇はない
私も他の曲の歌詞を考えなきゃ
私はホテルの椅子に座り持参した電子辞書を開いて作業を始めた
10分後
LH「はい、俺なりに元の歌詞に意味が近いように直しておいた」
ルハニオッパから返された用紙からは
書いては消して書いては消して、悩んだ末に選び抜かれた歌詞なのが伝わった
『ありがとうございます!!なんとお礼をすればいいか!!』
LH「そんなこと言ってる暇ないでしょ?残り2曲だっけ?それもさっさと歌詞決めて、発音の練習しなきゃやばくない?」
凄いやばいです
韓国語と音楽センスに長けてるルハニオッパの活躍で、1ヶ月で1曲も中訳できなかった歌詞は1日で3曲全て完成し終わった
LH「残り13日間俺は韓国に居るからいつでも来な。SMの人間よりも発音教えるの上手いから」
『そんなの知ってますよ。頼りにしてます』
さすがに毎日通うことはオッパのオフのためにもしないけど、今日1日でかなり負担はなくなった
----------鹿爾涼羚餮豺嶌---------
LH「あー発音違う、"ブーツァイ"ねそこ」
『ブォオツァイ?』
LH「ブーツァイ」
『ブォオツァイ』
LH「ブー」
『ブゥウ』
LH「るー」
『? るー」
LH「はん」
『はん』
LH「我愛你」
『ウォオアイニィ』
LH「へへっ、谢谢」
『シェイシェイ』
LH「ちがう、シェシェ」
『シェシェ』
LH「そ、良くできました」
『谢谢』
LH「你可爱(あなたが可愛いです)」
『//////』
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作者名:ユウ | 作成日時:2017年8月11日 15時