検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:43,083 hit

VI ページ8

ユリ、もとい
ポートマフィア支配人
時任Aから聞かされた
探偵社での生活はとんでもないものだった


『朝方まで仕事をしてそのままいれば
居座るなと云われ帰宅して数時間後
出社すればお前は要領が悪いから
早めに出社しろと云われる…如何です?』


中原「此奴は事務としても戦闘員としても

勿体無ェ位優秀なンだよ」


『まぁ今更だし如何でも善いけど。
味方だったのは鏡花と白虎、
幻像の異能力者の妹さんだけでしたよ』


与謝野「…何で云わなかったンだ」


『云ったじゃないですか
その時あれ位でへこたれるなと云ったのは
与謝野女医…貴方でしょう?』


与謝野「ッ…」


『中也、まだやる?私この後やる事あるの』


中原「否、俺も戻る」


『そう云う事なので私達はこれで。』


宮沢「ユリさッ…!」


『そうだ私、水を操る異能力者じゃないの
…異能力"十三番目の黙示録"…毒霧』


与謝野「…これは…ッ」


宮沢「体…が、」


『そこまで強く無いし解毒剤も要らないわ
ただ少しの間麻痺するだけよ安心して
ふふ…それでは御機嫌よう?』



あんな道通ったせいでヒール逝きかけた
中也と明るい光を浴びながら呟く



中原「…随分酷かッたンだな」


『まあね、本部戻るでしょ?』


中原「手前は?」


『久作の回収』


中原「…無理すンなよ」


『判ってるよ、また後でね』



中也は久作のせいで多くの部下を失った
多分それを思い出したんだろう
私に無効化の能力があると判っていても
…落ち着いたらご飯でも行こうかな



『あの女は何処かしら…』



彼の絶望した顔を見れるかも、なんて
胸を弾ませながら私は影と一つになった




-·-·-·-·-·-·-·-·-·-


太宰「次は心臓をくり抜く」


『うちの子虐めるのやめてくれるかしら?』


久作「お姉さん!!」


『お疲れ様久作、帰ろうね』


久作「うん!」


太宰「君…A、なのかい…?」


『あら、"探偵社"でも顔を合わせてるのに
まるで久しぶりに会った様な顔するのね?』


春野「…探偵社で…?」


ユカ「誰よ!!あんたなんて知らないわ!」


『ナオミちゃんとそこの虎君と、
此処にはいないけれど鏡花には救われたわ
本当はちゃんとお別れしたかったのよ?』


ナオミ「…ユリさん…ですの…?」


太宰「そんな筈、」



ふふ、善い表情してくれるじゃない
でもお愉しみはこれからよね??

VII→←V



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
236人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

暁月臨(プロフ) - 最高です!!!更新待ってます!!頑張って下さい!!! (7月4日 0時) (レス) @page29 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆずみかん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月9日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。