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V ページ7

姐さんが捕まった。
"ボロボロ"になった私は
満身創痍の中下っ端達に報告をした



森「A君、態とだね?」


『この傷を見てそう云いますか…?』


森「A君」


『ふふ、申し訳ありません。
姐さんには頭を冷やして頂こうと思って
組合が乱入してきたのは本当ですよ?』


森「…自分でやったのかね?」


『そうですが?』


森「…もう少し自分を大切にしなさい」


『無傷で幹部が捕まったなんて云えなくて
それなりにと思ったんですが…笑
…次は如何します…襲撃ですか?』


森「組合に餌を撒いておいたよ」


『餌ですか?…嗚呼…事務員ですか』


森「それともう一つ、Qを解き放った」


『久作を?これはまた大掛かりですね
探偵社に挨拶したら回収に行ってきます』


森「探偵社へは中也君と一緒にね」



中也と…?ふふ、愉しくなって来たわ



『承知しました、準備が出来次第
中也とご挨拶に行ってきます』



-·-·-·-·-·-·-·-·-·-


『私は後から出るから、先にお願いね』


中原「一緒に行かねェのか?」


『中也の邪魔になるでしょ?
後から絶望に叩き落とすのが善いのよ』


中原「はッ!そりゃァ善いな!」


『行ってらっしゃい』



鏡花も敦君もナオミちゃんもいない
…ユカがどっちにいるかにもよるわね



福沢「今回其方は如何動く」


中原「動くまでも無ェよ、なァ?」


『ええ私達が動くまでも無いわ
…お久しぶりですね、お元気でしたか?』


宮沢「貴方は…」


与謝野「アンタこの前の電話の…、」


『ポートマフィア支配人時任A。
ユリと名乗っていた"出来損ない"です』


福沢「何…?」


『私から皆様へお土産です。
使うも使わないもそちらの自由ですよ』



私が投げたのはユカに関する情報



『名探偵である貴方は気付かなかったの?
私の事も…ユカの正体と目的も。』


乱歩「如何云う事だ」


『言葉のままですよ
早くしなければ事務員は如何なるかしら
ふふ…それでは憐れな皆様お元気で』


中原「あンま煽るなよ」


『善いじゃない別に』


与謝野「待ちな、アンタは探偵社の」


『社員だろう…と?笑わせないでよ
1週間に1度、2、3時間寝れたら善い方、
自分の分だけじゃなく溜められた
あの女と太宰の仕事を請け負っていた』



そこまで溜まっている訳じゃないけど
全てぶちまけてやろう。
これで自分達が何をしたか判るでしょ?

VI→←IV



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暁月臨(プロフ) - 最高です!!!更新待ってます!!頑張って下さい!!! (7月4日 0時) (レス) @page29 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずみかん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月9日 12時

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