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I ページ3

やっと終わった
探偵社の潜入任務とか
支配人にやらせるな。



『疲れた…』



夜を統べるポートマフィアの支配人。
それが私、時任Aの役職である
支配人はほぼ首領補佐の様なものだが
自らが部下に指示を飛ばし現地に乗り込む
…私の指す部下とは五大幹部も含まれる。



「止まれ」


『あら、入れてくれないの?』


「何者だ、此処は立ち入り禁止だぞ」


『何で私が止められるのよ…』



私お前達より大分上なんだけど??
イライラしながら首領に電話をしようと
携帯を取り出した時後ろから声を掛けられた



「Aかえ?」


『姐さん!』


尾崎「如何したのじゃ?」


『此奴等がいれてくれないんですよ』


尾崎「ほう?お主達は知らぬのか

この娘は此処の支配人じゃぞ?」


「なっ…支配人…!?」


『ええ、だから…いれて下さる?』


「も、申し訳ありません!!どうぞ…!」


『いいのよ貴方達とは面識が無いもの
お勤めご苦労様、頑張ってね』



コツコツとヒールを鳴らしビルに入ると
やっぱり変わってないな…そう変わらないか



尾崎「彼奴等は仕舞いかのぅ」


『良いんですよ、彼等と私って
あまり年齢も変わらないんでしょう?
それに今は正装じゃありませんから』


尾崎「私なら絞めてるぞ」


『怖いですよ笑』


尾崎「…任務、終わったのじゃろう?」


『終わったと云うより終わらせた、ですね
太宰は気付いてくれなかったですし
名探偵もあの女に踊らされてます
…鏡花は気付いてくれましたけどね』


尾崎「…そうか」


『お迎え、行くのでしょう?
業者の事は後で教えますから
首領に許可貰いに行きましょうね』


尾崎「善いのかえ?私はあの子を連れ戻す
お主はそうは考えておらぬだろう」


『云われたから戻るなんて甘すぎる。
それでも彼処にいたいなら手助けはしますよ
でも先ずは迎えに行ってみないと』



鏡花…貴方は何を望むのかしらね…?



『鏡花と白虎は味方でした。
後は恐らく幻像の異能力者の妹も…
ふふ、あの子達には可哀想な事をしたわね』


尾崎「彼奴等は何も知らぬのだな」


『ええ何も知らないんですよ
壊すには丁度善い頃会いになりました』



雇ってくれた恩をユカの情報()で返そう
ポートマフィアの支配人としてね

II→←Character



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暁月臨(プロフ) - 最高です!!!更新待ってます!!頑張って下さい!!! (7月4日 0時) (レス) @page29 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずみかん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月9日 12時

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