【文スト】歩道橋から足を滑らせただけですが？？

夢を見ただけなのに ページ20

家に帰ってきた私は
食事とお風呂を済ませて
今は布団の中にいる



『芥川くん大丈夫かな…』



敵の心配は無用だって国木田さんに言われそうだけど
敵味方以前に私は文ストの一ファン。
そりゃ心配だってしてしまう



『なんで此の世界に来たんだろうな。』



ぽつりと出てくる小言と共に私は眠りについた
今日は良く眠れそうだと思いながら…。









＿A！見てみて！！＿


『何…？アニメ？？』


＿文豪ストレイドッグスって言うんだけどー＿




嗚呼…懐かしい夢だ。
私が初めて文ストを知った日の夢…。
麗子はいつも通りのテンションで
スマホを持って私の元に来たんだっけ



『麗子…元気かなぁ…。』



そろそろ何でこうなったのかの追求もしないと…
ずっとこのままじゃいけないだろうし…。







＿A！！起きてよ！！ねぇってば！！＿


『これ…！あの後…？？』


＿あ……あぁ…嫌だ…嫌だよぉ…っ＿


『麗子…』


＿私をおいて行かないで…っ＿



…おいて行かないで…？



『どう言う事…？』



その言葉を最後に私の意識は現実へと戻る
目を覚ました私は泣いていたようで…、



『麗子…あの言葉は一体なんだったんだろう』



おいて行かないで…麗子は何かに悩んでいた？
もし私の後を追っていたらどうしよう…。
どうか無事でありますように…。

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