3℃ ページ4
今日は魔界乱戦のライブ
「おはよ!!」
『おはよ怜愛』
私の前に立つとても可愛らしい女の子は
私のパートナーでありライバルでもある
怜愛「そうだ!関係者入口に男の人がいてさ関係者じゃないから止められてたんだけどAの知り合いじゃない?」
『誰だろう…ちょっと行ってくる』
怜愛「行ってらっしゃい〜!」
まだいるかなと思いながら関係者入口に行くと
そこには警備員さんに止められている流司の姿
『流司』
佐藤「あ、A」
『どうしたの?今日仕事とかは?』
佐藤「今日は運良くオフだったからライブ見に来てみようと思って」
差し入れ持ってきたけど連絡先知らないしと思って
関係者入口に来たとの事
『なるほどね、まだ時間あるし……、
うちのメンバー紹介するよ、入って』
流司を入れて私は怜愛の元に行く
怜愛「おかえり〜」
『ただいま、紹介するよ佐藤流司くん』
佐藤「佐藤流司です、よろしく」
怜愛「怜愛です!よろしくお願いします^^」
『ミュージカル刀剣乱舞の加州清光役だよ』
怜愛「コラボが決まった?」
『そうそう』
怜愛「わぁ…!そうなんだ!!」
『怜愛かわいい』
怜愛「!!……Aのが可愛いもん!!」
「紗雪さん、怜愛さん着替えを…」
怜愛「おっと…私先行ってるね!」
『ん、じゃあ私も。
流司関係者席で見てくでしょ?』
佐藤「いいの?」
『今日は関係者少ないからいいよ』
佐藤「じゃあそうする」
差し入れを受け取り私は着替えをしに行く
ちなみに流司はスタッフさんに送ってもらった
怜愛「ねぇA」
『ん?』
怜愛「珍しいね」
『何が?』
怜愛「今日ニコニコしてる」
『いつも笑ってないみたいな言い方』
怜愛「いつもはクールビューティ。」
『今は?』
怜愛「可愛い!」
何の悪びれも無くにこりと笑って可愛いと言った
怜愛を無意識に抱きしめる
『怜愛のが可愛い。でもありがとう』
怜愛「んふふっ」
着替えをしながらこんな話をする私達
緊張感なんて今更ない
でも役にはきちんとなりきる…なりきれる
『よし、皆さん今回もお願いします…!』
怜愛「お客さんを楽しませましょう!!」
『Let's…?』
「「「「「『Live Go!!』」」」」」
これが私達の円陣。
さっ頑張ろうね皆。
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