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絶世の美女


いつからそう言われるようになったのだろう



『はぁ…』



誰も本当の私を見てくれない
でも仕事あってこその私である



『ふぅ…仕事行こ』



ネガティブになるのは私の悪い癖だから。
マネージャーからの連絡に目を通し
外にいるマネージャーの車に乗る



「おはよー今日の仕事なんだけど…」


『おはよ、どうかしたの?』


「ミュージカル刀剣乱舞って知ってる?」


『知ってるけど、』


「そこの監督さんが話をしたいんだって」


『面識あったっけ……?』


「どうやら魔界乱戦の事を知ってるらしくてね」



あぁなるほど。
大方話を聞きたいとかそんなんかな
マネージャーの話を聞きながら
そう思っていた私の人生が変わる事を
今の私は知る由もなかった



「起きて、起きてA」


『ん……、』


「おはよ、大丈夫?」


『あれ…寝てた…?』


「最近仕事詰めてたからね…着いたよ」


『ん、ありがとう』



どうやら私は寝てしまっていたらしい
車を降りた私はぼんやりとした頭で考える
これからどうしようか…と。



「どうかしましたか?」



私の後ろから声がする
つまりは私に話し掛けている…と判断し
私は後ろを振り返る


目の前には同い歳位の顔の整った男の子



「紗雪さん…?」


『!……はい』


「あ、俺佐藤流司って言います
刀剣乱舞の監督に会いに…ですよね?」



どうやら話は回っているらしい
そうですと伝え監督さんの元に連れていってもらう



佐藤「どうぞ」


『ありがとうございます』



わざわざドアを開けて中に入れてくれる佐藤さん
賑やかな声が止まり視線が刺さる



茅野「紗雪さん来てくれたんだね」



演出家の茅野イサムですと自己紹介をして下さり
私も自己紹介をする



『紗雪Aです…あの、ご要件は……?』


茅野「魔界乱戦とコラボさせて欲しい」



これには私も、出演者さんも驚き。
どうやらうちの社長からはOKが降りているけど
魔界乱戦を取り仕切っているのが私だから
私に聞いて欲しいと言われたとの事



『…どのような形でとお考えですか…?』


茅野「刀剣乱舞と魔界乱戦で舞台をしたい」


『ですが私ももう一人も女です
それでも構わないのですか?』


茅野「私は君達の脚本と演技に魅了されたんだ性別なんて関係ないとおもっているよ」


そこまで言われたら…断れないじゃないか



『…分かりました、お引き受け致します』



やってやる。

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設定タグ:佐藤流司 , 舞台俳優   
作品ジャンル:タレント
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作者名:レイズ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年7月31日 21時

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