【文スト】殺人鬼は転生してチートを手に入れました

Twenty nine−全てが終わり− ページ30

ここはとある美術館。



『なぁに？太宰君急に呼び出して』


太宰「芥川君の件、お礼をしようと思ってね」


『太宰君、貴方は見えていた
私が見えなかった事も全て…ね？』


太宰「之からもっと大きな事が起きるからね」



新しい双黒を作る為敦君と芥川君を引き合わせた
あの場にいれなかったのは残念だけど
原作を変えない為にも…ね？



太宰「Aさんはこれからどうするの？」


『どうしようかねぇ…悩み所だよ』



太宰君は私を見て微笑んでいる
そんな太宰君に微笑み返した私は口を開く



『私はこの街を、人を守る為に動くよ』



それだけを告げ私は美術館を後にした
さて…探偵社に行こうかな。
鋏で空間を切り裂いた私はその中に入り
探偵社の扉の前に出る



『こんにちは』



まあ驚くよね。だってポートマフィアだもん。
でも私は何もしないのを知っているから
皆私に飲み物やケーキを渡してくれた



『泉ちゃん』


泉「お姉さん」


『Aでいい。……良かったね』


泉「…Aのお陰」


『それでも行動に起こしたのは泉ちゃんだよ』



人はみな行動力と好奇心を兼ね備えている
そのどちらかが欠落した時人は人でなくなり
怪物へと成り果てるのだろう。


私のような好奇心だけで動く奴になって欲しくない
それだけだったんだ

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