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Twenty six−双黒と堕天使− ページ27

『ふぁーあ』


中原「緊張感持てよ」


『やる時やるからいいの』



さて…始めようか



『ふふふっ』



私は中原君より後にヘリを降りる
落下したヘリを分断して降りてきた



中原「このゴミ片したら次は手前だかンな」


『ほんっと仲悪いよね』


太宰「あら、Aさんも」


『一寸はやる気出た?』


太宰「そうだね」



敵を片付けた私達は建物の中に入る
この子が…Q…普通に可愛い男の子なのになぁ…
そんな事を考えているうちに一悶着あったらしい



『太宰君、私がやるよ』



大きい鋏を取り出した私は意識を集中させる
すると大きかった鋏は小さい無数の鋏となった



『……切り刻め』



指をパチンと鳴らし一瞬でQに絡みついていたものを
切り裂いて私はQを支える



中原「いつ出来るようになった?」


『今考えた。さっ行こう』



階段を上がり私は中原君から離れる
投げられたくないもんね。
案の定中原君投げられてたけど



太宰「何で分かったの?」


『嫌な予感がしたんだよ』


太宰「中也も可哀想だねぇ…いい気味だ」



つくづく仲悪いなと思いながら
私はそっと建物から出る



夢野「ん……、」


『!……大丈夫…?』


夢野「おねーさん…だれ?」


『私は飛鳥部Aよ』


夢野「…痛かった」


『今は平気…?』



コクリと頷く夢野久作君。やっぱり可愛い。
本当は愛でていたいけどそうもいかないから
このまま抱かれて眠っているフリをしてねと
私はまた抱きかかえ直す



『…私が守るから』



隠すべきかこのまま抱き抱えているか
どちらも安全とは言いきれない
ならば…私はこの手段をとろう



夢野「天使様…?」



ズザーッと敵の攻撃を避けながら二人の元へ行く
私だって…戦える



『フォルフィクス…第三形態』



さっき夢野君の時に使った技を
あのタコ野郎にぶつけていく



『なっ…!!切れない…!?』


中原「何でも切れンじゃねェのかよ!」


『知らないわよ!!』



でも…刺さっているなら…



『……爆破』



私がそう言うと鋏は光った後爆破した
凄いなぁ…何でも出来るじゃん←



『これは予想以上に苦戦しそう…』


太宰「弱気だね」


『こっちは夢野君抱えてるんだからね!?』



一人怒っていると夢野君と私は触手に捕まれ
そのまま投げ飛ばされる
…が、木を蹴り元の位置に戻る



『……チッ早く終わらせよう』


中原「だな」


太宰「そうだね」



第二戦、開幕

Twenty seven−汚濁と最終形態−→←Twenty five−ポートマフィア−



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作品ジャンル:アニメ
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suno - 神ですか? (2020年3月30日 14時) (レス) id: d57e330a5c (このIDを非表示/違反報告)
エース(プロフ) - この作品凄く面白いです!続き待ってます! (2020年2月28日 22時) (レス) id: b42abade94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイズ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年2月27日 17時

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