1人になって ページ29
1人
独り
ひとり
『はぁ…』
信長たちにも見られてしまった。
こうなるともう後には引けなくなってくる
…今更引いてどうするんだろう。
自分にとって何が大事で必要なのか分からない
仕事、ファン、仲間、友人…どれを残して
どれを捨てたら楽になるんだろうか
ブーブーブーッ
木村良平今どこにいる?
A家にいますよ、なんですか
木村良平今から行っていいか??
『どうせ来るんじゃないの…??』
Aお任せしますよ
つくづく冷たい奴だと思うけど仕方ない
それにどうせ何を言っても来るんだろうし
ピンポーン
『えっ』
まだメッセージが来てから五分も経ってない
さては近くで連絡してたのか…と思いつつ
ドアを開けるとガンッという音と共に痛みが走る
目の前が紅く染まる…何故…??
「僕だけのAちゃんだ…僕だけの…ハハッ」
私の家になんて1度もあげたことないのに。
なんで家が分かったんだよ…つけてたのか
頭を殴られて痛いはずなのに妙に冷静にいる
こんな中考えるのはひとつ。
皆に被害が加わっていませんように。
『あは…そっかぁ…』
私の大切なもの…それは声優の皆やファンや
私に来た全ての仕事なんだと実感する
気づくのが遅かったみたいだね…ごめんなさい
だからお願い
私を
280人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
北風ゆき(プロフ) - この話から先が見れないです!作品を書いたことがないので詳しくは分からないのですが、もしかしたら登録話数が一杯で続編に移行した方がいいかもしれないです。 (2019年3月20日 21時) (レス) id: b441285019 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レイズ | 作成日時:2019年2月4日 21時