16 / love stories.

Takahide.S ページ10

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※時系列 福岡前です。

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昂秀「 っあー！ だめだ負けた！ 」

A「 …昂秀弱っ 」

昂秀「 Aが強すぎるんだろ！ 」




久しぶりのお休み。

明日から福岡に前入りする昂秀とお家でゲーム




二人で一緒にお揃いのトレーナーを着て

暗い部屋でパソコンに向かってる。


普通なら外に出てデートだけどゲーマーの私と昂秀はこれが、普通のデート。

いつも通りのおやすみ









昂秀「 あ、ちょっとまって拓磨から電話 」

A「 はーい 」






拓磨くんからの電話で一旦ゲームは中断
その間にリビングに飲み物を取りに行く。








A「 うわあ、四時間もゲームしてたの 」





時計を見たらゲームを始めた時間から四時間も経ってて通りで腰が痛いわけだ、なんて思う。


休憩しようと暖かい紅茶を入れてソファに座ってると

電話を終えた昂秀もリビングにやって来る。







A「 ねー、四時間もゲームしてたよ私たち 」

昂秀「 まじ？ また海青にゲーマーって言われる 」

A「 今度のお休みは拓磨くんも呼んでやろうよ 」

昂秀「 …えー 、それはいいや 」

A「 えっなんでよ 」




拓磨くんやっとゲームハマってくれたし

人数多い方が楽しいのに。なんて思いつつ

紅茶を飲むと バチっと昂秀と目が合う。







昂秀「 オフのゲームはAとの大事な時間だから 」

A「 ！！ っ…ゲホッ 」

昂秀「 うわ、汚ねえ 」

A「 た、たか、昂秀が変なこと言うから 」

昂秀「 いや、事実じゃん 」





拓磨とはオンラインでいいよ

家で一緒にすんのはAだけがいいし



なんて、いう昂秀は涼しい顔してて

普段はゲーマーでダンスしかしてなくて引きこもりだけど
昂秀はいつも無自覚に私をキュンキュンさせる。










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