炭治郎だけは死んでも守りたいと思った【竈門炭治郎】

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炭治郎side





炭治郎｢しのぶさんっ！Aさんをっ…Aさんを助けてくださいっ…！｣





蝶屋敷に駆け込んでそう言うと



しのぶ｢その子ですか？…傷が深いですね。出血も酷い。ベッドに運んで下さい。私は薬を持って来ます｣



と言って治療をしてくれた。





しのぶ｢後は私が見ておくのでもう大丈夫ですよ、皆さんは疲れているでしょうし、もう寝た方がいいですねっ｣


Aさんの事は心配だけど


しのぶさんに任せて休息をとる事にした。







炭治郎｢おはようございます｣


しのぶ｢あら、おはようございます｣

しのぶ｢昨日運んで来た女の子はまだ寝てますよ｣


炭治郎｢大丈夫なんでしょうか…｣



ベッドに横になっているAさんの顔を見ると

眉間にしわを寄せていた。




炭治郎｢…まただ…｣



恐怖の匂い。


なにか悪い夢でも見ているのだろうか。




A｢…だ、、め…だめ…｣





炭治郎｢…｣








Aさんの手をぎゅっと握る。









ずっと見つめていると

黒くて長い綺麗な髪に綺麗な顔立ち。





炭治郎｢…美人な人だな……//｣







A｢…ん…｣




すると少し目が開いた。

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