二十五 ページ25
炭治郎side
炭治郎「そうだ、Aはなんのお団子が好きなんだ?」
A「お団子?んー…なんでも好きだな」
炭治郎「実は修行の後、Aを満月を見るのに誘おうと思って」
炭治郎「折角だからAが好きなお団子を持って行こうと思ってたんだけど、何が好きかわからなくて…」
「これしかないけど」と言って差し出した
みたらし団子。
A「わぁっ!美味しそうっ!」
A「いいのっ?」
炭治郎「うん、召し上がれ」
A「いただきます!」
A「…美味しいっ…!」
炭治郎「そうか!良かった」
お団子を笑顔で頬張るA。
やっぱり
俺はAの笑顔が大好きだ。
ニコニコしながら見つめていると
A「…って、私の事ばっかり考えてるじゃん」
ニヤッとした顔で言った。
炭治郎「えっ!?////いや、別に、たまたま浮かんだだけでっ!/////」
A「善逸に話聞いてまで私の所に来てくれたし、心配してくれてたし」
炭治郎「そ、それはっ/////」
A「ふふふっ、ありがとね!」
炭治郎「…っ/////」
あぁ、Aの笑顔はずるい。
いちいちドキッとする。
目が離せなくなるんだ。
月の光に照らされて
綺麗で見とれてしまうその笑顔。
暖かい。
優しい。
そんなAが隣にいてくれるだけで嬉しかった。
しばらくすると
コテっとAの頭が俺の肩に乗った。
炭治郎「…寝ちゃったのか」
Aの寝顔。
Aを蝶屋敷に運んで来た時、
初めて見たAの寝顔を思い出した。
ベッドの上で寝ていたAは
黒くて長い綺麗な髪に綺麗な顔立ち。
思えばその時からAに惹かれていたかもしれない。
そんなことを思いながら
満月とAの寝顔を見つめていた。
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ゆり - あの、虫柱の字が違います。直すと、蟲柱です。頑張ってください。応募しています。素敵な作品ありがとうございます。 (2021年12月19日 16時) (レス) @page8 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
マイン(プロフ) - ものすごく感動しました!素敵な作品をありがとうございます。 (2021年7月29日 16時) (レス) id: ff98810e28 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - M.Aさん» コメントありがとうございます!明日の更新で完結予定ですので楽しみにしていただければ嬉しいです! (2020年11月22日 16時) (レス) id: 98ee366df5 (このIDを非表示/違反報告)
M.A - えめっちゃ続きが気になりますーーー! (2020年11月22日 15時) (レス) id: 823ba8adaf (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ねこすけさん» コメントありがとうございます!はい、それをどう書こうか、表現しようかとても迷ったんですが、世界観と雰囲気、読者様のイメージを壊さないよう、敢えて書きませんでした!ですので読者の皆様のご想像にお任せ致します(*^^*) (2020年11月22日 12時) (レス) id: 98ee366df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R | 作成日時:2020年11月17日 19時