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炭治郎side
炭治郎「あっ…A…」
A「…炭治郎っ」
腫れている目元。
…一人で泣いたんだ…。
A「…炭治郎、ごめんね」
A「…私、、自分の事しか考えて無かった」
A「お風呂の中でね、すっごく反省したの」
A「…炭治郎は私を心配してくれてたのに」
A「…嫌な態度とっちゃって…本当にごめんなさい。」
炭治郎「…いや、そんな事はいいんだっ」
A「ううん、、良くないよ」
首を横に振って優しく微笑むA。
A「私思ったんだ、、炭治郎が幸せになってくれたら」
A「私はそれでいいって」
炭治郎「ま、待ってくれ、何言って」
A「だからっ」
A「私は…か、、カナヲと炭治郎…」
A「二人のこと応援するよっ…!」
まただ。
カナヲの名前を口にする度
Aの声は震えている。
それに…
またあの匂い。
.
.
.
分かったかもしれない。
いや、
分かった。
Aも俺と同じなんだ。
善逸、わかったよ
俺は馬鹿だった。
炭治郎「Aっ!!」
A「…っ!…」
急に出した大声にビクッと肩を揺らしたA。
炭治郎「一緒に月を見ようっ!!」
A「……へ?…な、なんて…」
炭治郎「一緒に月を見ようって言ったんだ!」
理解出来ていない様な顔。
炭治郎「今日は満月だってしのぶさんが言っていた!」
炭治郎「だから俺はっ、Aと一緒に満月を見たいっ!」
A「ちょ、ちょっと待っ」
炭治郎「待たないっ!」
そう言ってAの手を引いて歩き出した。
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ゆり - あの、虫柱の字が違います。直すと、蟲柱です。頑張ってください。応募しています。素敵な作品ありがとうございます。 (2021年12月19日 16時) (レス) @page8 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
マイン(プロフ) - ものすごく感動しました!素敵な作品をありがとうございます。 (2021年7月29日 16時) (レス) id: ff98810e28 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - M.Aさん» コメントありがとうございます!明日の更新で完結予定ですので楽しみにしていただければ嬉しいです! (2020年11月22日 16時) (レス) id: 98ee366df5 (このIDを非表示/違反報告)
M.A - えめっちゃ続きが気になりますーーー! (2020年11月22日 15時) (レス) id: 823ba8adaf (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ねこすけさん» コメントありがとうございます!はい、それをどう書こうか、表現しようかとても迷ったんですが、世界観と雰囲気、読者様のイメージを壊さないよう、敢えて書きませんでした!ですので読者の皆様のご想像にお任せ致します(*^^*) (2020年11月22日 12時) (レス) id: 98ee366df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R | 作成日時:2020年11月17日 19時