二十 ページ20
炭治郎side
炭治郎「ちょっと待ってくれ、どこまでいくんだっ」
そう言うと足を止めるA。
A「ふぅ、、それで炭治郎は何しに来たの?」
しのぶさんの部屋から少し離れた廊下まで
袖を引っ張っられて連れてこられた。
炭治郎「俺は、善逸から話を聞いて…」
A「善逸から?」
炭治郎「うん。なんでAをおんぶしてたのか、、凄く気になって」
A「み、見てたんだ…」
炭治郎「それで、Aが具合悪いって聞いて、心配でっ」
炭治郎「大丈夫なのか?熱があるのか?」
そう言ってAのおでこに手を当てる。
A「…っ/////」
A「ね、熱とかじゃないからっ///」
そう言って俺の手を避けるように
ぷいっとそっぽをむいてしまった。
A「別に大丈夫だからっ…///」
炭治郎「ほ、本当に大丈夫なのか?…顔が赤い気がするんだけど…」
そう言って顔を覗き込んでも
俺と目を合わせてくれない。
炭治郎「なんかおかしいぞAっ」
炭治郎「心配して言ってるんだっ!」
肩を掴んだ。
A「…た、炭治郎は…」
A「…カナヲの事どう思ってるの…?」
炭治郎「……へ?…」
突然の質問にポカンとする。
炭治郎「か、カナヲ?どう思ってるかって…」
炭治郎「カナヲは無口だけど、、強いし、、、あ!さっき話してくれたんだ!ちょっとだけだったけど、お疲れ様って…!」
パッとAの方を向く。
微笑んでいるけど
いつもの暖かさは無かった。
A「…そっか、良かったね」
A「…炭治郎、楽しそうに話してたもんね」
炭治郎「な、何言ってるんだ」
A「じゃあ、私お風呂入って来るから。」
炭治郎「まってくれAっ」
俺の話も聞かず、
Aは立ち去った。
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ゆり - あの、虫柱の字が違います。直すと、蟲柱です。頑張ってください。応募しています。素敵な作品ありがとうございます。 (2021年12月19日 16時) (レス) @page8 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
マイン(プロフ) - ものすごく感動しました!素敵な作品をありがとうございます。 (2021年7月29日 16時) (レス) id: ff98810e28 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - M.Aさん» コメントありがとうございます!明日の更新で完結予定ですので楽しみにしていただければ嬉しいです! (2020年11月22日 16時) (レス) id: 98ee366df5 (このIDを非表示/違反報告)
M.A - えめっちゃ続きが気になりますーーー! (2020年11月22日 15時) (レス) id: 823ba8adaf (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ねこすけさん» コメントありがとうございます!はい、それをどう書こうか、表現しようかとても迷ったんですが、世界観と雰囲気、読者様のイメージを壊さないよう、敢えて書きませんでした!ですので読者の皆様のご想像にお任せ致します(*^^*) (2020年11月22日 12時) (レス) id: 98ee366df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R | 作成日時:2020年11月17日 19時