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韓国へ帰国する日が来た
バンから大きな空港が見えてくると同時に、何かもやもやした嫌な感じが胸に広がる
またあそこを通らないといけないのか
どんな人が潜んでいるか分からない人だかりの中心を
しっかりしないと
いま誰よりも辛くて苦しい思いをしているのは、きっとベキョニヒョンなんだから私がこんな弱気じゃいけない
気合いを入れるつもりで唇をぎゅっと結んだ
バンから降りて他のメンバーを待っているとスーツケースが引っ張られた
LY『荷物もつよ？』
『イシンヒョン、大丈夫です 自分のものは自分で持ちます』
LY『え〜？でも妖精さんが持って上げてって』
『だっ、大丈夫ですっ』
KA『………何やってんですか？』
取手から手を放そうとしないミンソクヒョンとスーツケースの取り合いみたいなことをしていると、ジョンインヒョンが静かに近づいてきた
LY『やー、ジョンイナ……あぁ〜』
ミンソクヒョンが気をとられている隙にスーツケースを取り返す
『ヒョンにはジュンデヒョンがいるじゃないですか』
LYまあ、そうだけどぉ』
『それに僕より……』
ベキョニヒョンの方が心配
ヒョンの様子を伺う
ビーグルラインの輪の中にいるも会話に参加せず、どこか思いつめた顔で黙っている
LY『ベクって普段うるさいけど、静かだったらそれで何か物足りなねぇ』
KA『別に、気持ち良く寝れて丁度いい』
………ヒョン
いくら何でもそれは酷い
イシンヒョンはにこにこ微笑んでる
XM『トヨンが自分のせいで怪我したって、気にしてるんじゃない？悪い妖精さんに叩かれたくらいでああはならないよねぇ』
『え、僕が原因！？』
KI『どう考えたってお前だろ、一人だけ避けられてるしな』
『？ 僕、避けられてましたっけ…』
KI『………やっぱお前バカだ 鈍すぎて信じられない』
いや、そんな呆れた声で言われても
バカじゃないですし……てか何でそこまで言われないといけないんだ
でも冗談抜きでいつ避けられたりしたっけ？
本当に分からないんだけど……
BH『トヨン』
『はい？ ……ベキョニヒョン』
背後からかけられた声に反射的に振り返る
そこにいたのは何故か気まずそうなベキョニヒョン
話の話題になっていた本人の登場に少し驚く
BH『えっと、その……話が』
『僕、にですか？』
BH『そう』
ぐいっと引かれる腕
なんだろ、このシチュエーション物凄くデジャヴだ
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菜っ菜 - 楽しく読ませてもらってます！続きが見たいのですがパスワードを教えてもらえませんか。 (2019年7月7日 16時) (
レス) id: 364c7cd13a (このIDを非表示/違反報告)
羊羊 - 楽しく読ませてもらってます。続編が読めなくなってますが、パスワードできれば教えてもらってもよろしいでしょうか？ (2019年5月2日 14時) (レス) id: 7a042d4e3c (このIDを非表示/違反報告)
もみの木(プロフ) - 天然水さん» すみません！直しておきます！ご指摘ありがとうございます (2017年8月21日 5時) (レス) id: df9177b32c (このIDを非表示/違反報告)
天然水(プロフ) - 主人公のlineが98だったり96、97だったりとまばらなのですが、主人公は何lineなのでしょうか？統一させて欲しいです。あとお話はとても面白いです！頑張ってください。 (2017年8月21日 3時) (レス) id: db791c37c1 (このIDを非表示/違反報告)
もみの木(プロフ) - 乃愛さん» すいませんっ、 返信遅れました！ 作者もイェソン兄さん大好きd)) ……おっと浮気ぐせが(笑)← 了解しました お任せください！ (2017年3月17日 19時) (レス) id: df9177b32c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きとり | 作成日時：2016年12月18日 20時
