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・末恐ろしさ ページ24

風見side


__太宰治?

確か新人の内の一人だったか。
降谷さんにこの資料を渡す前に一度拝見した。

一言で云うと



太宰治は最高の逸材だと思った。



証明写真からして痩せほけた身体で公安で生きていけるか、と云われると難しい、と俺は答えるだろう。

だが、太宰は技術でも優れていた。

でも、というのは頭脳でも警察学校でも優れていたらしい。でも、専らの頭脳派なのだと。


それと同時に



末恐ろしい



そうとも思った。



風「この御世代にここまで優れた人間が居たんだ、と驚きを隠せません」

降「風見に太宰を頼みたいのだが」

風「え!?俺に、ですか?」



そう云うと、二度も云わせるな、とでも云いそうな顔でこちらを見る。これは怒らせてしまう。
いや、もう怒ってるか。


風「……はい」


肯定するしかないこの場で、俺は一つ疑問を持った。

恐る恐る降谷さんに聞く。



風「太宰は新人ではありますが、警察庁の降谷さんの元にいた方が任務が速く進むのでは?」

降「それは俺も思ったが、

__これは中村理事官からの命令だ。俺がどうこう云えることじゃない」


中村理事官、からの
あの冷血で有名な、


風「そうですか」

降「それに、私情が入るが、


__俺は彼奴と極力会いたくない」



降谷さんは目尻に皺が寄っており、俺も余り見たことない不快そうな趣だった。



風「…何故?あっ」


思わず口を塞いだ。
聞いてはいけない事だったかもしれない。


降「いや、大丈夫だ。太宰、太宰治は


__根っからのジサツ愛好家だ」

風「はぁ…は!?」


耳を疑った。


降「これからも何処かにふらりと消える、見透かされる、命令を無視し、勝手に行動する」


ため息を吐く降谷さんに俺は気の利いた慰めの言葉を掛ける事が出来ない。


降「彼奴を見ると"あの男"とは少し違うイライラが募る。そして、無性に腹が立つ」

風「た、大変ですね…」


降谷さんは少し声を荒らげて云う。珍しい。

・右腕として→←・長年の付合



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のりばやし(プロフ) - 鬼瓦権造という名の名無しさんさん» コメントありがとうございます!一度私なりに修正してみようと思います!つたない言葉遣いで申し訳ありません!アドバイスありがとうございます!!頑張ります!! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 450ab9bd17 (このIDを非表示/違反報告)
のりばやし(プロフ) - 鬼瓦権造という名の名無しさんさん» コメントありがとうございます!一度私なりに修正を加えてみる事にしました。つたない言葉遣いで申し訳ありません!アドバイスありがとうございます!!頑張ります! (2020年4月22日 10時) (レス) id: 450ab9bd17 (このIDを非表示/違反報告)
鬼瓦権造という名の名無しさん - コメント失礼します。この作品、私好みでとても面白いです。しかし所々に誤字があり、言葉遣いも少し不適切な部分が見られます。句読点の位置も少し不自然です。一度読み直して確認・修正してはいかがでしょうか。長々と申し訳ありませんでした。応援しています。 (2020年2月9日 2時) (レス) id: 89f5f989ea (このIDを非表示/違反報告)
のりばやし(プロフ) - ノルンさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年1月6日 9時) (レス) id: 450ab9bd17 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 更新お疲れ様です!待ってました!!!! (2020年1月5日 14時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のりばやし | 作成日時:2018年5月25日 22時

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