66話「私と中原中也。」 ページ23
Aside
この人、スゴすぎだろ。何で戦いながらこんな喋れるんだよ!!
ふと中原さんの顔を見るとギリギリではあるが、避けられていることに不満そうである。うわぁ避けるのやめようかな。いや、死ぬからやめよ
中「……志賀。いや、手前は誰だ?」
中原さんは低い声で云った。少し殺気が混じっておりその殺気だけで背中をぞくりと震わせた
戦いの合間に私にそう云う
「え…?」
中「何故、志賀が探偵社に居る?本当に"志賀"なのか?それとも本当の名前なのか?」
「……」
そんなこと云われても__なんと云えと
すると一気に間合いを詰められ後ろは壁で中原さんは拳を握り私の顔面に___
ドォン!!
顔には当たらずスレスレに拳が入る
パラパラと壁の欠片らしき物が地面に落ちる音が響く。格好は違うが、壁ドンされた。キュンとはしなかった。あの拳が顔に当たったらと思うとAは顔を青くさせた
中「なぁ、黙ってても分からねぇだろ。反撃したらどうだァ?……舐めんなよ。避けてるだけじゃあ俺は倒せないぞ」
倒そうと思っていません。ほんとすいません。帰して下さい。私を家に帰らせて。切実に
中原さんは下から見上げる。ガン飛ばしながら。ふと思った。あれ?結構小さいな
中「……おい」
「は、はい」
中「手前、今何cmだ」
「え?えっと170cmはあると思いますけど…おたくは?」
聞いて良かったのかな?コンプレックスとかだったらもう死んだ(フラグ)
中「____だよ」
「えぇ?何だって?」
中「160cmだ!!文句あるかよっ!!」
めっちゃ怒ってました。フラグ回収お疲れ様ですっっっ!!
下唇を噛み、心の中でそう云うA
何とかフォローを
「いや、でも160って少し小さいかなぁってくらいですしぃ。そんな気にする事じゃないですよぉ」
中「矢張り小さいんじゃねぇか!!」
「あの…小さくて可愛らしいと云うか」
中「はぁ!?手前おちょくってんのか!?」
「あ、あの小さいなりに__」
中「小さいが何だって!?」
中原さんの人を百人ぐらい殺せそうな顔にもう何も云えない。小柄な方が動きやすいって…フォローも大変だわ!!女の子だったら大きい方だけどなぁ。私は好きだよ。まぁ、オールラウンドだけど
ほんっと取り敢えず帰らせて
28人がお気に入り
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のりばやし(プロフ) - 麗威さん» マジですか!こんな底辺の作品にコメントいただきありがとうございます!嬉しいです! (2019年3月3日 0時) (レス) id: 450ab9bd17 (このIDを非表示/違反報告)
麗威(プロフ) - 夢主の性格が面白くて、どんどん読み進められました!更新楽しみにしてます! (2019年3月2日 23時) (レス) id: ad644a3a0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のりばやし | 作成日時:2018年3月31日 10時