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章「 賑やかなグループおるな思ったら、亮らの班やったんか〜 」
さっきまで群がってた女の子達は店の外で待たされてるみたいだ
亮「 こいつらが奢れ奢れ虐めてくんねんって！」
「 奢ってくれるんでしょ？さっすが太っ腹亮ちゃん！」
ちょっとのわたしの抵抗
いっつも私ばっかり妬いてるから、亮ちゃんをつついてみる
妬いてくれないかなぁなんて、やすくんの顔を盗み見てみるけど
いつもと変わらず笑ってる
それがやっぱり苦しくって
亮「 ……っもう、しゃーないな、やけど高いの選ぶなや？俺の財産無くなってまうから！」
渋々亮ちゃんは全員分のジュースを買ってくれた
「 ありがと亮ちゃんーっ！」
か「 さっすが錦戸！太っ腹！いけめん！」
亮「 だーっもううっさいねん、部屋戻るで！」
亮ちゃんの一言で部屋に戻ろうと歩き出す
章「 ちょい待って、」
やすくんのその言葉と共にわたしの腕は捕まった
章「 ちょっとこの子借りてくな？」
そう言ってわたしの腕を掴んで歩き出した
わたしの班のメンツはというとニヤニヤしながら手を振ってる
やすくんは店の外で待たせてた女の子らを部屋に戻して近くの非常階段の扉を開けた
と、同時に壁に押し付けられた
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作者名：唯奏 | 作成日時：2017年12月11日 1時
