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No.73 ページ24
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島に上陸するからか、いつにもまして騒がしい朝だった。特にルフィさんがとても嬉しそうだ。朝ごはんを食べた後は、ナミさんを中心にみんなで会議をした。
「それじゃあ、今回船番をするのはフランキーとチョッパーね。それからこの前レストランに行った人は、もしあのウェイターを見かけたらすぐに連絡して。ログが貯まるのは4日後ね。何があっても4日は滞在するのよ、余計な騒ぎは絶対おこさないこと！」
みんなが返事をする。私はサンジと食材の買い足しに行くことになった。ナミさんがみんなにお小遣いを渡しながら、無駄遣いすんじゃないわよ、と注意していた。ルフィさんやウソップさんは返事こそしたものの、しっかりと聞いていたのか分からない。というのも、すぐに船を降りて駆けていってしまったからだ。
「Aちゃん、そろそろ俺たちも行こうか。」
サンジに促されるまま、船を降りた。他の島を訪れるのは生まれてはじめてだ。不安と期待が入り混じり、なんとも言えない高揚感に襲われる。船番のフランキーとチョッパーに手を振ってサニー号を後にした。
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作者名：はぎ | 作成日時：2020年5月13日 12時
