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駅から徒歩約15分。さらにバスで45分。
「結構人いますね」
『休日だもんね』
広い駐車場を横切りながら、影山くんが口を開いた。近くに高速道路が通っているから、電車より車で来る人の方が多いのだろう。
家族連れが多い。
入場券を買い、中に入る。
影山くんがソワソワしだした。
さっきもらった
……かわいい。
『何かいいのあった?』
「俺、ペンギンと握手したいです。あとイルカのお腹も触りたいです」
影山くんが見せてくるパンフレットを覗き込む。身長差がそれなりにあるので、影山くんの腕を掴んで見えやすくした。
『へー。そんなのあるんだ。何時から?』
「3時半と4時からですね」
『あと30分か。じゃあ、混みそうだし、ペンギンから行こ』
「うす!」
すると、影山くんが手を繋いできた。あまりにも自然な動作だったから、反応が遅れて、大きな手に捕まってしまった。
「デートってやつですね」
影山くんが私を見下ろして言う。
『……私たちって、色々すっ飛ばしすぎよね』
「俺はシブキサンのこと好きですよ。
早く好きになってきださい」
『その絶対好きになってもらえるって自信、どこから来るの……』
「運命なんで」
あまりに恥ずかしげもなく言い切ってしまうので、逆に私が照れる。
「今は、黙ってデートしてください」
答えは、イエスかハイしかなかった。
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いあ(プロフ) - ( ´ ▽ ` )ﾉさん» ありがとうございます!楽しんでいただけたようで、何よりです^_^楽しみに待っていて下さいね! (2020年4月15日 7時) (
レス) id: 8bf363f988 (このIDを非表示/違反報告)
( ´ ▽ ` )ﾉ(プロフ) - 完結おめでとう御座います！最後までキュンキュン楽しかったので終わってしまって少し寂しいです、、(;_;) 続編、是非書いてください！楽しみにしています(^^) (2020年4月15日 2時) (レス) id: 6e1c4f7906 (このIDを非表示/違反報告)
いあ(プロフ) - 萌川。さん» ありがとうございます!本当に嬉しいです。分かりました(笑)続編も前向きに検討しますね!! (2020年4月14日 19時) (レス) id: 8bf363f988 (このIDを非表示/違反報告)
萌川。(プロフ) - 完結おめでとうございます！この世に素晴らしいお話を産み落としてくださり本当にありがとうございます。とても美しくて尊い物語と出逢うことができて私は本当に幸せ者だと思います。作者様が楽しんで描けそうであれば、2人のその後の時間を是非とも覗かせて欲しいです (2020年4月14日 13時) (レス) id: 80fbd1d73c (このIDを非表示/違反報告)
いあ(プロフ) - あこさん» ありがとうございます!あこさんのコメントはいつも本当に嬉しくて、とても励みになりました。続編についても、前向きに検討しますね! (2020年4月14日 11時) (レス) id: 8bf363f988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲屋 | 作成日時：2020年3月31日 14時
