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ん､
「もう朝か……あ｡」
やっぱり朝は憂鬱だ｡朝弱いし｡
でも大丈夫｡
横をみるとぐぅくんが寝てる｡
ほんとに可愛いしかっこいいなぁ……｡
私の精神安定剤だ｡
ぐぅくんがいないと私の日常は崩れる｡
すべてが崩れる､何もかもがなくなって生きるすべがなくなる｡
それだけは絶対に「ダメ」｡
そんな重いことを思ってる時でもわたしのぐぅくんは可愛くて｡
ついぐぅくんのほんのり赤い唇にキスを落とした｡
すると案の定大きな瞳が眠たそうにこちらを見た｡
『ん､おはよA｡』
「おはよう､ぐぅくん｡」
『A､いつも俺見る時微笑んでるよな｡俺の事そんなに好きなの？』
なんて朝から意地悪な顔して尋ねてくる｡
「大好き」？そんなの当たり前でしょ？？
「大好きなんて超えてるよ｡これは ''愛'' だから」
『そうか……愛か｡じゃあ俺の事愛してるの？』
「当たり前でしょ？愛してるよ｡ぐぅくんはとっても甘くて癒されるの｡」
『俺、甘いんだ。』
「うん｡とっても甘くて天使みたいなの｡」
『それはAだろ｡』
そうしてぐぅくんの手が私の背中に回ってきて､ぐぅくんの暖かい体温を感じる｡
朝からこんな幸せで､私の憂鬱も晴らしてくれるぐぅくんは王子様｡
あぁ､なんでこんなに癒されるんだろう｡
絶対離さない｡愛してる｡
こうやって抱きしめあってる時が一番幸せだ｡
．
．
．
ぐぅくんの唇……甘かったなぁ｡
続く
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作者名：うさぎ | 作成日時：2018年12月16日 1時
