第五十四話 ページ6
アラーム音が鳴り響く部屋のなかで目が覚める
――あれ…私、どうしてここにいるの？
天体【おはよう…A】
いつの間にか朝になっていたようで、また入れ替わっていたらしい
――おはよう、天体くん。昨日は何かあったっけ？あんまり覚えてなくて…
学校での記憶が曖昧でうまく思い出せない、誰かと話してた気がするけど誰とだったかわからない
天体【特にないけど、ベル姉さんが夕食に誘ってくれたからここに泊まったんだよ】
――ベル姉さんとご飯食べたんだ…今度はこっちから連絡してみようかな？
ベッドから起き上がって、リビングへ向かう
『ふわぁ…朝早いね、アラームがいつもより早いような気がするんだけど』
部屋に備え付けられている時計を見ると、いつも起きる時間より30分ほど早かった
仁香【おはよう、A。今日は距離があるから早く出かけるためよ】
――おはよ、仁香。あ、そっか…ここからだと遠いから電車に乗って行かないとだね
その時、ピンポーンと朝からインターフォンが鳴った
因みに時刻は7時ちょうどだったりする
――宅配にしては早すぎるよね？
恐るおそるインターフォンの画面を見ると
安室《…》
『Σえ、なんでここに安室さんがいるの？？』
最近通っている喫茶店の店員さんこと安室さんが立ち尽くしていた
天体【あの男…なんで部屋番号を】
――天体くん、何か知ってるなら教えて？
天体【そ、それは…】
天体くんに聞いても言いにくそうにしていて話してくれない…どうしてだろう
――とりあえず話を聞いてみないとわからないよね？
『…えっと…お、おはようございます？』
通話機能をオンにして、応対してみる
安室《おはようございます、Aさん。朝ご飯ってもう食べました？ハムサンドを作ったので勝手ながら持ってきちゃいました》
――ハ、ハムサンド！？どうしてそんなものを持ってきたの？
というか、なんで私がここにいるって知ってるの？色々聞きたいことが多いんだけど？
安室《お部屋までお持ちするので入れて貰えませんか？》
え、どうしよう…まだ電車の時間まで余裕があるけど、男の人を部屋に招くのはちょっと嫌だな
――天体くん、お願いだから話して？安室さんがなんでここに来たのか心当たりがあるんじゃない？
天体【…安室さんはベル姉さんの知り合いなんだよ。だからこの場所も知っていて、実は昨日も会っていたんだ】
――ベル姉さんの知り合いってことは、もしかして安室さんってモデルとか芸能人なの？
天体【…まぁ、似たようなもの…なのか？】
仁香【…似たようなものね】
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夜月 - 分かりました！続きが楽しみです！ (3月12日 23時) (
レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» ご期待にお応えできるか不安ではありますがコナンくんはびびらされても懲りずにしつこい仕様でいこうと思っているので今後の展開をお楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。 (3月12日 19時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - よかったぁ！またコナンをびびらせてみてください。あんま、しつこすぎると蘭があぶないぞ的な感じで(笑) (3月12日 19時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» コメントしていただきありがとうございます！断る方針で進めています(汗)またコメントしてくださり嬉しいです！引き続き投稿頑張ります！因みに、コナンくんのしつこさに関しては投稿主の独自解釈の影響なので本編の彼よりもキャラ崩壊なのはご了承くださいませ！ (3月12日 18時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - コナンしつこいですねぇ(笑)断る方針がいいです！キレていいと思います！ (3月12日 17時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラウ・ソラス | 作成日時：2024年1月27日 0時
