第六十三話 ページ15
昼休みから放課後までは特に何もなく過ごせた
途中でトラブルに巻き込まれたりせず無事放課後を迎えることができて
安室「こんにちは！いらっしゃいませ」
ポアロにて、満面の笑みを浮かべた安室さんと再会した
気味が悪いな…と思ったが、ボクは無視して毛利蘭と共に席に座る
蘭「こんにちは、安室さん何か良いことでもあったんですか？いつも以上に嬉しそうだね、Aちゃん」
カウンター越しでニコニコしている安室さんに毛利蘭はその笑顔の理由を聞いていた
天体『…そうだね、蘭ちゃんは何頼むの？私はオレンジジュースをお願いします』
正直どうでもいいので、話を合わせて注文を済ませる
蘭「じゃあ、私はアイスティーで！」
安室「かしこまりました、実はですね――」
コナン「こんにちは！」
安室さんが理由を話そうとした瞬間、タイミングよく見た目詐欺が店内に入ってきた
毛利「コナンくん、お帰りなさい。Aちゃんの隣空いてるわよ」
しかし、毛利蘭の余計な一言により見た目詐欺が隣にやってきてしまう
コナン「こんにちは、Aお姉さん！今日もポアロに来てくれたんだね」
天体『あ、うん…』
それから数分後
蘭「あ、そうだ。Aちゃん、明日の午後って時間空いてる？私、空手の練習試合があってコナンくん1人になっちゃうから一緒に遊んでほしいんだけど…」
注文したドリンクが来るまでの間、毛利蘭と少し話していたら急に頼み事をしてきた
明日は確か…午前のみの授業だったな
校内の電気設備の点検があって、そのせいで午後から授業ができなくなったからだと記憶している
光【コナンくんと？別に1人でも何かしら暇つぶしてそうだけどなー、まぁ蘭ちゃんから頼まれても今は忙しいから断りなよ！】
――そうだな、一刻も早く母さんを見つけ出さないといけないし断ろう
天体『…ごめんなさい、明日は用事があってコナンくんと遊べないの』
蘭「そうなんだ、こっちこそごめんね。コナンくんどうしよっか？博士は明日忙しいからダメだったし…」
コナン「えー、僕お姉さんと遊びたいな…その用事ってなんなの？」
ボクが断ったにも関わらず、彼は懲りずに聞いてきた
何か意図があるのかもしれないな…警戒しておかないと
天体『…ちょっと調べ物があって、だから忙しいの』
母さんの居場所を調べているから嘘ではない
コナン「じゃあ僕も手伝うよ！1人でやるより2人でやったほうが早く終わるからさ。ね？いいでしょ？」
空気を読まない見た目詐欺はいつもの調子でしつこく言い寄ってきた
――そろそろキレていい？我慢の限界なんだけど
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜月 - 分かりました！続きが楽しみです！ (3月12日 23時) (
レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» ご期待にお応えできるか不安ではありますがコナンくんはびびらされても懲りずにしつこい仕様でいこうと思っているので今後の展開をお楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。 (3月12日 19時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - よかったぁ！またコナンをびびらせてみてください。あんま、しつこすぎると蘭があぶないぞ的な感じで(笑) (3月12日 19時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» コメントしていただきありがとうございます！断る方針で進めています(汗)またコメントしてくださり嬉しいです！引き続き投稿頑張ります！因みに、コナンくんのしつこさに関しては投稿主の独自解釈の影響なので本編の彼よりもキャラ崩壊なのはご了承くださいませ！ (3月12日 18時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - コナンしつこいですねぇ(笑)断る方針がいいです！キレていいと思います！ (3月12日 17時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クラウ・ソラス | 作成日時：2024年1月27日 0時
