第六十一話 ページ13
皆の励ましにより、私は喫茶店へ行く決意を新たに授業を受けて放課後まで過ごすと決めた
でも、昼休みになり…お昼ご飯を食べようと教室を出たタイミングでマナーモードにしてポケットに入っていた携帯が振動した
『…え…知らない番号からだ…どうしよう』
廊下に出ていたので窓際へ移動して携帯の画面を見ると見覚えのない番号からの着信だった
天体【…A、ごめん】
不安に思い、電話に出れずにいたら天体くんの声がして意識が途切れた
――この番号…女刑事のやつだ。母さんのことで何かわかったのか？
不安に思うAと無理やり入れ替わり表へ出た
光【佐藤さんって人だよね、あれ？この携帯の番号教えたっけ？】
――捜索願を書いた時に連絡先の欄に書いたじゃないか忘れたのか？
仁香【とりあえず出てみたら？今はお母さんのことが優先よ】
――そうだな
天体『はい、暁です』
佐藤《ちょっといい？お昼休みの時間だけど急いで伝えたいことがあって…話を聞いて貰える？》
天体『手短にお願いします、どうしました？』
佐藤《実は、亡くなった被害者の部屋から被害者の血痕とは別の血痕が見つかって調べた結果、貴方から教えて貰ったお母さんの血液型と一致したの。もしかしたらお母さんが被害者をｻﾂ害した犯人に怪我を負わされた可能性があるわ》
天体『お母さんが怪我！？他に手掛かりは？』
佐藤《…まだ捜査中なの、詳しいことがわかればまた伝えるわ、ところで貴方今どこで寝泊まりしてるの？アパートには戻ってないわよね？》
天体『知り合いの家にいますよ、それじゃあ』
ボクは、相手の返事を待たずに通話を切った
――Aには悪いが今日はこのままボクが表に出るしかないな、早急に母さんの居場所を突き止めないと
光【天体、ママ…無事だよね？パパみたいにAを置いていかないよね？】
光は、いつもの彼女らしからぬ不安そうな声でボクに訴えてきた
他人格のなかで唯一母さんへの執着が強い傾向があり
だからこそ、無邪気なところがある反面…母さんのことになると不安定になってしまう
仁香【光、落ち着いて。大丈夫よ、必ずまたお母さんに会えるから信じましょう？】
光【…うん、Aはママと会ってなくて寂しくないかな？】
仁香【そうね…ここ最近は天体や私が表にいることが多かったから眠っている間にお母さんがいなくなったことをAは知らないからまだ気付いてないと思う】
仁香【でも、Aが気付く前にお母さんを見つけ出さないとAが知ればパニックになりかねないからあまり時間はないわよ】
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夜月 - 分かりました！続きが楽しみです！ (3月12日 23時) (
レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» ご期待にお応えできるか不安ではありますがコナンくんはびびらされても懲りずにしつこい仕様でいこうと思っているので今後の展開をお楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。 (3月12日 19時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - よかったぁ！またコナンをびびらせてみてください。あんま、しつこすぎると蘭があぶないぞ的な感じで(笑) (3月12日 19時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» コメントしていただきありがとうございます！断る方針で進めています(汗)またコメントしてくださり嬉しいです！引き続き投稿頑張ります！因みに、コナンくんのしつこさに関しては投稿主の独自解釈の影響なので本編の彼よりもキャラ崩壊なのはご了承くださいませ！ (3月12日 18時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - コナンしつこいですねぇ(笑)断る方針がいいです！キレていいと思います！ (3月12日 17時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラウ・ソラス | 作成日時：2024年1月27日 0時
