第六十話 ページ12
『…ふわぁ…っ』
――あれ、教室のなか…ってことは？
天体【A、学校に着いたよ。最初は古典の授業だ】
天体くんの声で目が覚めた、無事学校に着いて入れ替わってくれたようだ
早起きをしたからか若干眠気が残っていてまだ眠い…
教室の机に突っ伏していたからか気付かなかったが生徒はまだほとんどいなかった
蘭「おはよ、Aちゃん！」
すると、部活で先に学校に来ていたのか蘭ちゃんが廊下から教室へ入り話しかけてくれた
『おはよう、蘭ちゃん。あれ？園子ちゃんは？』
蘭「園子はまだ来てないの、もうすぐ来ると思うわ。それより昨日はごめんね、急に帰っちゃって」
『…えっと…あ、うん。大丈夫だよ』
私は、蘭ちゃんが謝ってきた理由がわからなくて困ってしまったがとりあえず返事をして
理由が気になったので入れ替わっていたであろう天体くんに聞いてみる
――昨日？ポアロで何かあったの？天体くん
天体【あ…彼女が昨日スーパーの特売日に買い物行こうとしていたのを忘れてたみたいで思い出して慌てて帰って行ったんだよ】
――そうなんだ、蘭ちゃんってお買い物もやって偉いね
『特売のやつ買えた？』
蘭「うん！ありがと。因みに今日もポアロ行く？」
『Σあ、えっと…今日は特に何もなかったはずだから…うん、行こうかな』
蘭「じゃあ放課後になったら一緒に行こうね」
『う、うん…楽しみ』
蘭ちゃんが誘ってくれるから喫茶店には通い続けていた
でも、喫茶店に行きたくないと思ってしまう私がいてせっかく誘ってくれているから断れなかった
嘘を吐きたくない、嫌だって…行きたくないって言いたいのに
でも、仲良くしてくれた彼女に申し訳なくて、嫌われたくなくてハッキリ言えない臆病な自分が嫌になる
――喫茶店の店員さん…怖かったから会いたくないな
光【…A、行くの嫌なら嫌って言ってもいいんだよ？】
仁香【A、彼女は優しい人だから断っても貴女を嫌いになったりしないわ…でもあの店員さんが怖いなら無理しないで…】
天体【A…今朝は怖い思いをさせてごめん。あの人にはキツく話しておいたから安心して彼女とお話していいんだよ】
天体【それに、嫌だったらすぐにボクが入れ替わるから…もし頑張れそうなら喫茶店に行ってみない？】
マイナス思考な"私"の言葉に、他の子たちは優しくしてくれた
――天体くん、皆…ありがと
柏【何かあったらオレたちがなんとかする、Aがやりたいようにやればいい】
仁香【あら。たまにはいいこと言うわね、柏のくせに】
柏【…別に、"たまに"は余計だっての！】
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夜月 - 分かりました！続きが楽しみです！ (3月12日 23時) (
レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» ご期待にお応えできるか不安ではありますがコナンくんはびびらされても懲りずにしつこい仕様でいこうと思っているので今後の展開をお楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。 (3月12日 19時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - よかったぁ！またコナンをびびらせてみてください。あんま、しつこすぎると蘭があぶないぞ的な感じで(笑) (3月12日 19時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
クラウ・ソラス(プロフ) - 夜月さん» コメントしていただきありがとうございます！断る方針で進めています(汗)またコメントしてくださり嬉しいです！引き続き投稿頑張ります！因みに、コナンくんのしつこさに関しては投稿主の独自解釈の影響なので本編の彼よりもキャラ崩壊なのはご了承くださいませ！ (3月12日 18時) (レス) id: 2a39012fd4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - コナンしつこいですねぇ(笑)断る方針がいいです！キレていいと思います！ (3月12日 17時) (レス) id: 7f853068c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラウ・ソラス | 作成日時：2024年1月27日 0時
