第十五話「推理ショーはお任せで2」 ページ18
『…』
警察が現場を見始めて
透くんが刑事たちに私が見たことを伝え
私が見た建物から出てきた怪しい人物たちが発見された
屋上にいたことも認めたようで、三人いた
しかし、顔や容姿まで細かく覚えていなかったので
誰が犯人か、私には分からなかった
どうやら、三人は亡くなった人の会社の関係者らしい
―――まぁ、心配はしていない
江戸川くんはともかく「彼」がいるのだから
私は大人しく待っていることにするか…
推理は、「彼」に任せるほかない
『……』
「待っててください、夏音。すぐ解決しますからね」
「安室さん、ボクもいるんだけど…」
「もちろん、手伝ってくれるだろ？コナンくん」
「うん！」
江戸川くんは、子供なのに色々な事に気付く
刑事たちの事情聴取に、違和感があったのか
容疑者たちに質問していった
「…夏音？コナンくんばっかり見つめてどうした？」
「彼」は私の側を離れず、共に江戸川くんを見ていた
『…君も捜査しないの？探偵なんでしょ？』
「今はコナンくんが色々聞いているから、僕は待機さ」
『……そう、あの子…人が落ちてきた時にすぐに警察に電話して』
『…私、何もできなかった…』
江戸川くんより大人なのに、通報義務を果たせなかった
…いつもなら何も感じないけど、情けなくて…
「そんなことないよ…彼は現場に慣れ過ぎてるだけで」
「君がすぐに動けないのは当然だ、自分を責めるな」
私を慰めるように、頭を撫でてくれた
「ただ、無事でよかった…それだけでいい」
すると
「安室さん！ちょっと来て、気になることがあるんだ」
江戸川くんが「彼」を呼んだ
「…夏音、行ってくるよ。良い子で待ってろよ？」
そういい、「彼」は江戸川くんの元へ向かって行った
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クラウ・ソラス(プロフ) - 美亜さん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいです！夜分遅くに読んでくださっているのでしょうか？引き続き更新頑張ります！ (10月22日 10時) (
レス) id: d67adbb7f1 (このIDを非表示/違反報告)
美亜(プロフ) - 夜分遅くすいません。はじめまして。コナン夢小説逃避から始まる転生生活読みましたすごく気に入りました今後の展開が楽しみです。更新期待してます夜分遅くすいません。 (10月22日 2時) (レス) id: a7fbb7847e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラウ・ソラス | 作成日時：2023年10月4日 10時
